2010年03月15日

radikoはじまる。

NHKを除く東京のFM・AMのIPサイマル放送が今日から始まりました。(http://radiko.jp
再送信範囲が首都圏限定というのはちと理解しがたいのですが、まあ、首都圏に住んでいる身にとっては一応歓迎です。 
私の住んでいる横須賀からだと、アンテナを立てないとラジオはノイズまみれで聞けたものではないので、低品位(HE-AAC 48kbps)でもノイズなしでラジオが聞けるのが、なかなか新鮮です。 

試験放送の段階なので、音が時々途切れたりするのも愛嬌ですが、さて、ラジオの復権となるでしょうか。 
個人的には、NHK-FMが無く、クラシック番組がほとんどないため、利用することはあまり無いかもしれませんが、どうでしょうね。PCでの作業の横で流すには良いかもしれません。 

テレビだと地デジ再送信が散々もめているのに、ラジオはあっさり始まったような印象で、不思議な感じがします。

2010年01月29日

twitterの次に来るもの

twitterの新しいところは、コミュニケーションをカスタマイズできることにあります。
個々の呟きは、それぞれのTLに個別に分類されます。そうした個々人のTLはそれぞれに違っていて、それでいてコミュニケーションをしている感覚に浸れます。
こうしたコミュニケーションのカスタマイズ性がtwitterの新しいところです。

逆に古いところは、同期型コミュニケーションであるという点です。
一つの話題について、時間を同じにしていなければ楽しめない、という点で従来のコミュニケーションと変わらなくなっており、ネットでは異色な点です。
ネットではニコ動を代表とする非同期型コミュニケーションが伸びてきており、そうしたものに慣れていると同期型コミュニケーションであるtwitterは、なんとも窮屈なものに感じられます。
そんな訳で、ネットの先端的な人はtwitterは早々に見限るのではないかと思っています。
私自身がそんな同期型コミュニケーションについていけなくなって、TLを追うのを早々に諦めてしまったりしていますので、そんな感じがするのです。

ですので、twitterの次に来るものは、「非同期型で、カスタマイズ可能なコミュニケーションスタイルを持った」ツール、となるわけです。
それがどんな形を持って現れるかはちょっと判りませんが、twitterの窮屈なところを改めて、長所を取り入れるとそんなスタイルになるだろう、と思うのです。

さて、後は皆さんが考えてみてください。
巧い事いったら一儲けできるかもしれません。

2009年08月06日

iPhoneの旬の時期

まあ、ネットでは、5ドルはまあ、標準的なのかな、ともと思います。
PS StoreのアーカイブスもXbox360のアーケードも500-600円と言うところが標準ですから。

ただ、平均1.39ドルってのは、安すぎますね。
アタリショックの様に糞アプリの山に埋もれてつぶれてしまうか、それとも良質アプリを厳選して生き残りの道を探るか、Appleも考えなくてはならないかもしれません。

下手をしたら、iPhoneのゲーム機としての旬の時期は今年前半だったと言われかねませんね、このままだと。


絶好調のApp Storeがネックに抱える爆弾とは?

EAやナムコが、iPhone向けゲーム専用の開発部門を立ち上げただとか、最新モデル「iPhone3GS」はゲーム機としても飛躍的な成長を遂げる可能性を秘めているだとか、いろいろ景気のいい話は出てるんですけど、結局のところ、どんなにがんばっても5ドル以下でしか売れないんなら、さすがに本気で開発費を投じてくるとこは多くないでしょうねって見方が大勢を占めるようになってきたんだそうです。

2009年06月18日

Pomera購入

Pomeraを買ってしまいました。

Pomeraはほぼ文庫本と同じ大きさです。
で、写真がキーボードを開いた状態、このようにして使います。
膝の上において、Pomeraを使ってみるといまいち不安定でいけません。電車の中できちんと使えるかどうかは、不安です。電車の中での文章書きを主な使用法にしようと思っていましたが、これでは、ちょっと当てが外れたかもしれなません。とはいえ、この大きさできちんとしたキーボードがついてくるのだから、使い勝手としては悪くはありません。むしろ、良いかと思います。
かな漢字変換の精度は組み込み用とは言え、ATOKだけあって、悪くはありません。最近のMS-IMEに比べたらずっとマシでした。
机の上などの固定した環境で使う場合には、ずっと打ちやすくなります。ただし、キーボードは上下方向には、不均等な配置をしているので慣れるのに少し時間はかかります。
キータッチは割合浅いのですが、それなりにクリック感があるので悪くはありません。
液晶は昔ながらの白黒二値の液晶ですが、随分と見やすいものになっています。デフォルトの字体は丸ゴシックでしょうか、だいぶ見やすいものになっています。
これならば、それなりに使えるものになるだろうという気はします。問題は何に使うかですが、議事録取りにでも使ってみようかと考えています。

ちなみにこれは、ほぼ全てPomeraで書いてみました。キーボードに慣れてしまえば、結構文章書きには使えそうな感じです。


2008年07月05日

汎用機と専用機−リビングをめぐる争い

今では無くなってしまいましたが、少し前まではワープロ専用機、が存在しました。
それは、最終的にはPCとほぼ同じ構成のハードに専用ソフトを載せた代物にまで進化しましたが、逆にワープロにしか使えない事が災いして消えてしまいました。
しかし、PCが発展途上であった時には、ワープロはとても便利な機械でした。
ソフトはスイッチ一つで立ち上がり、やりたいことはすぐに判るようになっていて、専用ハードである故文書処理能力も高く、そして、バグはありませんでした。
ところが、PCの処理能力が高くなり、文書処理に関してはワープロと遜色なくなると、色々な事に使えるPCが主流となっていきました。

ところで、PCを使っていく中で、何でもできる機械でやりたい事をやらせようとするのが簡単には行かないことに多くの人が気がつき始めました。時には、簡単であるどころか、非常に難しいことさえあります。さらに、バグとウィルスに悩まされる環境になってしまったことには多くの人がイラついていることでしょう。

さて、PCをリビングルームに溶け込ませようとMSやIntelは長い間報われない苦労をしてきました。今でもあきらめずにやっています。
ところが、専用機と言う形でPCとハード構成がそっくりなものが家庭に入り込み始めています。
ひとつはPS3を始めとするゲーム機、そして、もう一つはHDD内蔵BD(DVD)レコーダーです。
どちらも、PCの主要な構成要素、CPU, メモリ、HDD、BD(DVD)ドライブ、イーサーネットといった要素を備えています。事実、PS3はLinuxをインストールしてPCとして使うことも可能です。ただ、メモリが少ないのが難点ですが、そのすぐれた演算性能ゆえ、低コストでのシミュレーションなどに使用されたりさえしています。
この様に、家電やゲーム機に姿を変えて、PC相当のものが家庭に自然に入り込んでいる現状では、今更「面倒なもの」との評価が定着したPCをリビングに入れる事は、非常に困難で可能性の低い事業となることでしょう。
DLNAの普及はそうした傾向を後押しすることになります。

ビル・ゲイツはそのことを承知していたがゆえに、採算の取ることの難しいゲーム事業を推進してきたのでしょう。
そして、ゲイツの引退した今後、MSが採算の取れ無くなった時にゲーム事業を投げ出す可能性もありえます。それは短期的には収益の改善となるでしょうが、長期的には間違った戦略となることでしょう。

次は、リビングにコンテンツを届ける手段としてのネットワーク配信の可能性について、考えてみます。
と言うところで、次回に続く。
# 次回がいつになるかはこれまた気分次第です。

2007年02月01日

iPhoneはNewtonの二の舞となるか

色々な話も漏れ聞こえてきますが、私はタイトルの様になる事を危惧しています。
iPhoneは優れたユーザーインターフェース(以下UI)を持っており、何となく目新しい機能が付加されているように見える点で、画期的なものだと言われていますが、優れたUIを持ちながら廃れてしまった機種を過去にAppleが出していたことを覚えているでしょうか。
それがNewtonです。
そして、Newtonが廃れてしまった理由とiPhoneの欠点がとてもよく似ているように私には思えるのです。

・ソフトウェアを支えるハードウェアが貧弱
Newtonはとても先進的でした。画面上のどこに書いても手書き認識をする(ただし誤認識多し)機能など、当時のPDAとしては非常に先進的なもので、UIも当時としては洗練されたものでしたが、結局失敗しました。
優秀なソフトウェアを快適に動かす事のできるハードウェアに欠けていたので、非常に遅くそして重いものになったからです。
だれが、手書きのメモをしてそれから数秒経ってから認識する(それも誤認識だらけ)モノに耐えることができるでしょか。一部のApple信者以外は我慢できませんでした。当時は、Newtonのソフトウェアを快適に動かす事のできるパワーを持ったモバイル用CPUはありませんでした。
快適な動作速度は、UIにとってはどんな項目よりも優先事項が高い項目です。Newtonはこの事が理解できなかったため、失敗したのでした。

さて、iPhoneです。Apple Insideと言うサイトによると、iPhoneはMac OS X 10.5を載せるとの事です。さすがにモバイルデバイスにカスタマイズしたOS Xとは言っていますが、携帯電話にPC用OSを載せる暴挙に出ようとしているのです。
Mac OS XはFree BSDと言うUnixの一種をカーネル(OSのコアとなる部分)に使っています。そして、シェル(デスクトップ部分)はAppleが独自に作っており、これらを合わせてMac OS Xと称しているのです。
Free BSDのカーネルそのものは非常に軽いものなので、これに軽いシェル(例えば、DOSのようなコマンドベースのシェル)を使用すれば、現在のモバイルCPU(ARM系列等)ならば、十分快適に使用することもできるでしょう。
しかし、Mac OS X 10.5を使用すると言っている以上、これはMac独自のシェルを使用し、その上でアプリを走らせるとの意味なのでしょう。
繰り返し言いますが、Mac OS XはPC用OSです。そして、これはPC用CPUのCore2 Duo等を使用してようやく快適に操作することができるOSなのです。携帯電話は電源の制約(他にも熱設計やサイズなどの制限もありますが)があるので、当然PC用CPUは使えません。
さすがにMac OS Xをそのまま使うことはなく、シェルも携帯用に機能を削って軽く動作するようカスタマイズしてくるようですが、それでもモバイルCPUにとってはかなり重いOSとなることでしょう。
Appleは外から見ているとUIあるいはOSの検討項目に、"動作速度"と"安定性"が欠けているように思える会社でした。それが初代Mac以来の伝統のようです。
携帯電話と言っているiPhoneで、"動作速度"と"安定性"が欠けていた場合、市場ははたしてどのような反応を示すか、興味に尽きないところです。
音楽を聴きながら電話に出ようとしたらフリーズする。そんなモノが出てこないことを祈るのみです。


・タッチパネル
OSの問題に比べれば小さなことですが、iPhoneはタッチパネルを全面的に使用するようです。
タッチパネルを使用したことのある人ならば、同意してもらえるでしょうが、入力デバイスとしてあれほど使い勝手の悪いものはありません。
テンキー程度ならばまだ我慢ができますが、タッチパネルのキーボードではとても文字は入力しようとする気にはなれません。更に、タッチパネルでは時々スクリーンの補正をしないと正しい位置を認識してくれません。aを押したつもりでsと認識されることもありえるわけです。
はたして、全面的なタッチパネルによる入力がどの程度まで受け入れられるか、これも興味が尽きないところです。
そう言えば、Newtonも当初はタッチパネルを全面的に採用していました。

・自由度の低さ
Mac OS Xを導入しているのだから、ユーザが作ったフリーウェア等を自由に入れてカスタマイズできる事を期待してしまいますが、iPhoneではそれができません。この点ではNewton以下です。
iPhoneはAppleが公認したソフトのみ追加でインストールすることが可能です。これでは、現在のケータイのiアプリなどとほとんど変わりません。と言うか、ケータイでは勝手アプリもインストールできるので、ケータイ以下の自由度しかない、との事になります。
Appleでは、セキュリティ上の問題と言っていますが、それ以上に、自分のところで検証したアプリでないと安定性に問題の出る不安があるのではないか、と邪推しています。
つまり、カスタマイズの自由度に関してはiPhoneはケータイ(少なくとも日本で流通している)以下なのです。

・モノとしての堅牢性
ケータイは、任天堂のゲームボーイ程ではありませんが、堅牢性を求められます。それは、ハードが丈夫なばかりではなく、OSを始めとするソフトの堅牢性(要は落ちにくいこと)が強く求められています。これは、ライフラインを担う機器としては当然の要求項目です。
はたしてそれが、iPhoneでは達成されているでしょうか? この点、私はAppleの社風と考え合わせて非常に疑問に思っています。
そう言えば、Newtonも良くフリーズしたりしました。

・Windows mobileとの比較
それでも、iPhoneはある一定層の支持は得ることができるでしょう。その層はWillcomのW-ZERO3という、Windows mobileをOSとして使用しているPDS的なケータイ(正確にはPHSですが)を使っている層と、Appleの熱狂的な支持層です。
ただ、iPhoneはW-ZERO3とくらべても、
-カスタマイズの自由度、-画面解像度、-ハードキーボードが無い、点で現時点で見ても劣っています。デザインだけは良い、が現状でのiPhoneの評価です。
ちなみに、私はこのW-ZERO3(WS007SH)を使用していますが、ハード・ソフトの両面で"電話機能付きPDA"との評価しかつける事はできません。とても、ケータイの堅牢性には及ばない、と言うのが正直な評価です。
ちなみに、Windows mobileはモバイル用OSとしては、1996年のWindows CEの発売以来10年近くに渡って、MSが開発を続けてきたOSです。それでも、ケータイのOSとしては落第点をつけるしかありません。

以上を考えてみると、少なくとも日本では、たとえ発売されたとしても、iPhoneが大ヒットするとは私にはとても思えません。
それどころか、惨めな大失敗すらあり得ると私は予想しています。

2006年10月20日

ちょいヤバな匂い−2

さて、今回はWindow Vistaについてです。


完成間近のWindows Vistaに残る謎
厳格な海賊版対策がシステム管理者に負荷を与える恐れ


ちょっと長いですが、記事から要点を引用します。
 まず第一に,Windows Genuine Advantage (WGA)が拡大されて,「Reduced Functionality Mode(RFM機能削減モード)」と呼ばれる新機能が追加された。この機能は,システムが「このOSは海賊版である」と判断すると有効になる。

 現状では,海賊版がインストールされていることをWGAが検出すると,Windows XPはそのことをユーザーに知らせるために広告を表示する。ユーザーがMicrosoftに連絡して問題を修正し,正規のプロダクト・キーを入手できるようにするためだ。これがWindows Vistaだと,システムはこれまでのように広告を表示するだけでなく,OSの大部分を使えないようにもしてしまう。RFMが有効になると, Internet ExplorerとWindowsシェルに統合された管理ツールしか実行できなくなる。また1時間がたつと,両方とも使えなくなる。アプリケーションを実行したり,データ・ファイルを開いて編集したりといった,他のアプリケーションの機能もすべて使用できなくなるのだ。

 Microsoftはボリューム・ライセンス版のWindows Vistaにも,アクティベーションを追加した。パソコンが24台以下の企業は,新しい「Multiple Activation Keys(MAKs)」を使う。MAKsは,パッケージ版のプロダクト・キーの場合と同様に,Microsoftの公開サーバーを通して直接アクティベーションを行う。25台以上のパソコン,あるいは5台以上のWindows Serverマシンを持つ企業は,Key Management Services (KMS)と呼ばれるLonghorn Serverの新機能を使って,社内でアクティベーションを実行する。KMSはWindows VistaやWindows Server 2003でも運用できる。Windows Vista用のKMSはWindows Vistaのリリースと同時に,Windows Server 2003用のKMSは,Windows Vistaのリリース後6カ月以内に提供される予定だ。
<中略>
 MAKsやKMSは,Microsoftが「Volume Activation 2.0」と呼ぶ取り組みの一部である。アクティベーションは厳格で,少なくとも180日の間に一度はKMSベースのサーバーにアクセスしないと,正規版の状態を維持できなくなる。当面は,Windows VistaやLonghorn Serverを自分の環境に展開しないと,この機能を利用することさえできない。


海賊版対策はソフト会社にとって頭の痛い問題であり、これを解決するために様々な知恵を絞ってきました。確かに、中国などではWindowsは海賊版がほとんどだと聞くと、マイクロソフトが何とか対策を施したくなるのも判ります。
しかし、そうした対策がユーザーの利便性を著しく損なうものであるならば、ユーザーは離れていってしまいます。ましてや、Vistaで強調されている特長が3Dデスクトップであったり、マルチメディア機能の強化であったりしては、法人ユーザーにとっては、多くのリソースをつぎ込んでまで変える価値のあるものとは見なされません。GUIに関しては、私のいる職場では「軽いから」との理由でクラシックスタイルにして使用している人がほとんどであり、それで不満は出ていません。また、派手すぎるGUIはビジネスの雰囲気にそぐわないとの感覚的な理由もあります。
また、法人ユーザーが「高度なマルチメディア機能」なるものを使う事はほとんどありません。
法人ユーザーにとっては長所よりも短所の方が目立つWindows Vistaよりは、サポートされている限りXP proが今後も多数使われることになるでしょう。

そして、もう一つ。個人ユーザー、特に自作を手がけるパワーユーザーにとっても、こうした海賊版対策の強化は大きな障害となります。

マイクロソフト、VistaでPC間の移管を制限--著作権侵害対策の一環として
 Windows Vistaではモバイル機能が改善されている。だが、Vista自体の移植性は制約されている。

 Microsoftが提示した新しいライセンスによると、Vistaのリテールパッケージ製品で、新しいマシンへのOSの移管が許されるのは、1ライセンスにつき1回だけだという。

 従来のWindowsリテールパッケージ製品では、元のマシンからOSを削除すれば、別のマシンにWindowsを移すことができ、これを何度繰り返しても問題はなかった。

 MicrosoftのWindows Vista部門ゼネラルマネージャーShanen Boettcher氏は、「これまではこの仕組みが、著作権侵害の足がかりとなっていた。ライセンスで許可されているマシン間の移動が、一度限り有効であることを明確にする必要がある」と語った。

これでは、自作ユーザーに「Vistaは使うな」と言っていると同然です。このままでは、自作ユーザーの多くはXPを使い続け、Vistaに移行することはないでしょう。また、XPのサポートが切れたときにはLinux等の他のOSに移行することもありえるでしょう。
Linuxも随分便利になり、今ではTurbolinux FUJI EXのようにアプリもてんこ盛りで最初から入ってくるバージョンも存在します。しかも、Linuxは基本的にフリーであり、Turbolinux FUJI EXのような製品版でも非常に低価格です。ちなみに、このソースネクストのもので\3970-です。現時点でもこれですから、今後更に進化する可能性は大いにあります。
え、オフィスソフトがないから駄目ですか? 大丈夫、Openoffice.orgがフリーであります。個人で使用するにはこれで十分過ぎるくらいの機能があり、しかもWindows officeのファイルとの互換性もある程度あります。

このように見るとマイクロソフト自身が「Vistaの最大のライバルはXPだ」という理由も、マイクロソフト自身が考えている理由とは全く異なるでしょうが、理解できます。
重くなりさしたる利点も感じられず、しかもアクティベーションを中心とした使い勝手も悪くなるようでは、確かにVistaよりもXPを使い続けることを選択することが多くなるでしょう。
こういうのは「ドツボにハマった」と表現するのが相応しいでしょうか。
さて、来年の一月の発表後にどうなることか、今から多少意地悪な気持ちで楽しみにしています。

11/4追加
リテール版のインストール回数制限は、余りの悪評のためにか、緩和される事になりそうです。
Microsoft、Vistaリテール版のライセンスを改訂〜再インストールの制限を緩和
 米Microsoftは2日付け(現地時間)で、Windows Vistaのリテール版におけるライセンスを一部改訂し、別PCへの再インストールに対する制限を緩和した。
 これまでのライセンスでは、PCから別PCへのインストールは1度までに制限されていた。Windows Vistaのアクティベーションメカニズムは、マザーボードの交換などPCのハードウェア構成を大きく変更した際に、別PCへインストールしたとみなす場合があり、これまでのライセンスでは、自作PCのカスタマイズやアップグレードに支障をきたすとして、ユーザーから不満の声が上がっていた。
 改訂されたライセンスでは「このソフトウェア(Windows Vista)を、自身の利用のために、アンインストールして、別のデバイス(PC)へとインストールしても構いません。複数のデバイスにインストールして、ライセンスを共有することはできません」となっており、別PCへの再インストールを許可している。
 今回の改訂を開発者ブログ上で発表したNick White氏は、改訂の理由について、自作ユーザーの要望に応えるためと明言している。
 なお、このライセンスはWindows Vista英語リテール版のものであり、OEM版、日本語版では変更される可能性もある。また、Windows Vistaを下位バージョンから上位バージョンにアップグレードする「Windows Anytime Upgrade」を使ってアップグレードした場合、別PCへのインストールは1回までと制限されている。

日本語版での対応に関する発表はまだですが、多少は進歩、でしょうか。
それでも、あえてVistaを使いたいと思えるほどの魅力はまだ良く判ってません。XPのサポートが終了するから乗り換える、って感じとなるのでしょうか。

ちょいヤバな匂い−1

それがするのが、MixiとWindows Vista。
現在開催されているWPC TOKYOでは、Mixiの講演とVistaの発表があり、それらに関する記事も多数出ました。その中から、それぞれについて一つずつ取り上げてみます。


【WPC TOKYO】「一人にひとつのmixiIDを目指す」---ミクシィ笠原社長

 2006年10月19日、WPC TOKYO 2006の基調講演にミクシィの笠原健治社長が登壇。「一人にひとつのmixiIDを目指す」と意気込む笠原氏の講演に聴衆が耳を傾けた。

Mixiに限らず、SNS一般の最も重要な特徴は「参加者の顔が見えるネットコミュニティー」であるという点です。この観点からするとSNSはいたずらに規模を求めるのではなく、参加者をある程度価値観が共有できる人に限定することこそが、そのネット・コミュニティーの質の維持にとって必要不可欠となるのです。
ところが、Mixiの笠原社長は上記記事冒頭に、規模拡大を何よりも優先させる事を明言しました。
良質なコミュニティーの維持の観点からすれば、現在の500万以上の数でさえ、既に多すぎます。ちなみに、Mixiのプロフィールは本人とは全く無関係な人格になりきる事もできるようになっています。
このような状態では、近いうちに実名制が有名無実となって、ニックネームや名前も、匿名掲示板でのコテハン程度の意味しかもたなくなるようになるでしょう。その上、数百万人から一千万人のユーザがいるコミュニティーでは、友達の友達では既に赤の他人で一面識も無い人ばかりと、これまた匿名掲示板とさして変わらない状態になることが推測されます。
SNSは基本的な性格として、コミュニケーションの質を維持しようとすると規模の拡大に上限がある事をきちんと認識しておくべきでしょう。
よく知らない人を騙すには、千万人のユーザなどの謳い文句は非常に魅力的に映るものでしょうが、実際にはそのような数字はSNS崩壊の危機を示す数字なのです。
今後も笠原社長が規模拡大路線に走り続けるならば、Mixiがある日突然破綻する事もあるかもしれません。

次回はWindows Vistaについてです

2006年09月09日

覚え書き - Oh my newsの鳥越編集長の発言

まず、鳥越編集長へのインタビューがあり、以下のように発言しました。

ブログでも2chでもない「市民新聞」とは――オーマイニュース鳥越編集長に聞く
――2ちゃんねる(2ch)やブログなど、発言の場はたくさんあるが。
 2chはどちらかというと、ネガティブ情報の方が多い。人間の負の部分のはけ口だから、ゴミためとしてあっても仕方ない。オーマイニュースはゴミためでは困る。日本の社会を良くしたい。日本を変えるための1つの場にしたいという気持ちがある。
 オーマイニュースも、基本的にはブログとそう変わらない。ただブログは基本的には日記。内容は他愛もないことが多く、社会が変わるような発言は少ない。内容が事実である担保もなく、中身の確認はできない。


さて、この発言について、ブロガー等との討論の際、以下のように訂正しました。
オーマイニュースと著名ブロガーが「市民ジャーナリズムの可能性」を討論
 また、過去のインタビューで鳥越氏が、2ちゃんねるを「ゴミため」と述べたことで、オーマイニュースの「開店準備ブログ」が“炎上”したことについて質問が寄せられた。鳥越氏は、「インタビューでは『一部の2ちゃんねる』と言ったが、真意が伝わらなかった」と弁解。「そこまでヒステリックに反応するとは思わなかった」という心情を明かした。

これに対して、インタビューした当人が反論してきました。
どの情報を信じますか?
 似たようなことが、9月2日に行われた、市民参加型ネット新聞「オーマイニュース」とブロガーのシンポジウムでも起きた。記者はシンポに出席していなかったのだが、鳥越俊太郎編集長が、記者が書いたオーマイニュースに関するインタビュー記事の内容について「そういう風には言っていない」と語ったようだ。
<中略>
 鳥越編集長はこの記述に関して「インタビューのとき、たしか『一部の』と言ったつもりなんだけどね、(記事では)2ちゃんねる全体が全部ごみ溜めみたいになって」と語ったようだ(オーマイニュースの該当記事)。
 だがインタビューの際、鳥越編集長は「一部の」とは言っていない。該当部分のテープ起こしをそのまま掲載する。
 2chはネガティブ情報の方がどちらかというと多い。2ch見ていると罵詈雑言が多い。それはそれで、人間の負の部分のはけ口だから、ごみためとしてそういう部分があっても仕方ない。ぼくらはごみためでは困るので、日本の社会を良くしたい、変えたい。変えるための1つの場にしたいという気持ちがあると思う。
――「一部の」に該当すると思われる表現は、「『どちらかというと』多い」だと思うが、これは記事にも反映している。「罵詈雑言が多い」という表現はやや極端で、無用な炎上につながりかねないと感じたため、記事では削った。それ以外の発言はそのまま掲載している。
 この記事も、同席した広報担当者に掲載後にURLを送信し、掲載確認をもらっているが、内容に関する修正依頼などはなかった。

何が正しいのかを信じるのは人それぞれですが、最後に2ちゃんねるの管理人のひろゆき氏の発言から。
ひろゆき氏「市民メディアはマスコミに勝てない」 (2/2)
 「編集をしないことによってクオリティの低いものや、真偽不明の情報はもちろん出てくるが、見た人が判断したらいい。それが分からなければ、使わなければいい。インターネットなくても日常生活に差し障りはないので」

結局、メディアリテラシーの問題となるのですね、とここでは一言で済ませておきましょう。

2006年05月01日

番号ポータビリティと多機能携帯

先日、携帯電話を換えました。
私はDocomoの携帯を使用していて、お財布ケータイにしようかと悩みましたが、結局軽さが決め手となり、SH702iDにしました。今のところは満足しています。
お財布ケータイにしなかった理由は、あまりに多くの機能を一つに集中させてしまった場合の危険性、を考えてしまったからです。
それにしても、今更言うまでもないのですが、最近の携帯は多機能になりました。SH702iDでも通話、メール、ブラウザ、カメラ、シリコンオーディオプレイヤーと主な機能だけでもこれだけあります。更に、最近サービスが開始されたiチャネルにも対応しているので、ニュースも自動的に得られます。更に、Docomoはお財布ケータイの機能を強化して、クレジットカード機能も取り入れようとしています。こうなると、携帯一つ持てばほとんどの事ができてしまう感じです。
さすがに加入数が8千万件を超えて普及率も頭打ちになる中、各社必死に新サービスを開発してユーザの取り込みを図ろうとしています。
ところで、携帯電話の番号ポータビリティが、今年10月から導入されます。これは、他社の携帯に変更した場合でも、電話番号は変更されないように制度です。
これにより、各社のユーザ取り込み競争が再び盛んになる、との観測が様々なところから流れています。そして、ボーダフォンを買収したYahooが台風の眼となるとの予測が一般的です。
しかし、私は番号ポータビリティの導入によっても余りユーザ、特にヘビーユーザは、流れないのではないか、と考えています。
番号ポータビリティは、通話のみの携帯の場合には、競争を促す有効な手段でした。しかし、特に日本では携帯は多機能化しており、各社固有のサービスで、他社に変えた場合に変更しなければならないものはかなり多いのです。
その代表が、メールアドレスです。通話よりもメールを良く使うように見えるヘビーユーザにとっては、メールアドレスの変更は携帯の電話番号の変更以上に重大なことです。しかし、今回の番号ポータビリティ導入では、変更がないのは、電話番号のみでそのほかのサービスについては、全て変更を余儀なくされます。
これでは、ヘビーユーザほど変更を躊躇することになるでしょう。そして、価格勝負で来た場合には、余り収益に寄与しないライトユーザのみが変更することになるでしょう。
ところで、今回の番号ポータビリティ導入で最も不利な立場は、やはりYahooであると思われます。
なぜなら、Yahooはボーダフォンからのメールアドレスの変更を明言しています。ボーダフォンユーザのメールアドレスはxxxxx@yahoo.co.jpになるわけです。さて、この捨てアドのような胡散臭いメールアドレスに我慢できるユーザはどれだけいることでしょう。
わざわざボーダフォンを選択したユーザにとって、この変更は我慢ならないと思う人もかなり多いのではないかと想像します。
Yahooは、通信事業における自分たちのブランドイメージが「安かろう、悪かろう」である事をきちんと認識し、なるべくYahooのブランドを表に出さないことが最優先事項であることを自覚しなければ、将来は通信事業からの撤退を余儀なくされることになるでしょう。

2006年04月01日

バグも仕様です

ボーダフォンの「804SS」、不具合と見られる事象を告知
 ボーダフォンは、サムスン電子製の3G端末「804SS」のパッケージに、特定の条件で発生する不具合と見られる事象についての注意書きを封入している。同社ではこれらの事象を「仕様」と説明している。

ここまで開き直られるとかえって清々しささえ感じます。
それにしても、ボーダフォンではこんな事も許されるんですねぇ。さすが、ソフトバンクに買収されるだけの事はあります。
韓国品質は相変わらずですが、それを許してしまうボーダフォンもあんまりだと思います。他のキャリアはバグが出た場合、告知して回収したり、バグフィックスしたファームを公開したりするはずで、「仕様」と開き直るのはさすがに聞いたことがありません。
これでは、ユーザが離れても仕方ないと思いました。
韓国品質は、日本でキャリアがついてさえ不変のようです。

ちなみに、これはエイプリルフールのネタではありません。恐ろしい事に。

追記。
先日の続きです。
kakaku.comの書き込みにこんなスレがありました。
http://www.kakaku.com/bbs/Main.asp?SortID=4946557
その中の1レス。
お問い合わせいただきました、「PCStudio」内の、「連絡先などの管理」機能はお使いのV804SSには非対応となっております。故障ではございませんのでご安心くださいませ。


素敵過ぎます、ボーダフォン。

2005年11月15日

TOMOYO Linux

NTTデータが独自開発オープンソース・セキュアOS「TOMOYO Linux」を公開,ポリシーの自動学習機能を備える

まあ、このようなものを開発するのは良いことなのでしょうが、名称の由来はアニヲタならピンと来た通りのものでした。

 NTTデータでは,TOMOYO Linuxに先立って,ルート・ファイルシステムを読み取り専用にしてシステム・ファイルの改ざんを防止する「SAKURA Linux」(開発コード名)を開発している。またデバイス・ファイルの改ざんを防止するため/devをアクセス制限付きにしたファイル・システム「SYAORAN」(開発コード名),認証機構の「CERBERUS」(開発コード名)も開発している。


…中の人、部内のサーバにつけるのと同じ感覚で、オープンソースOSの名称を決めてはいけないと思いますよ。

2005年07月28日

epサービスの終焉

epサービスとは、データ蓄積型双方向放送サービスを世界で初めて2002年から提供しているものでした。

データ蓄積型放送「epサービス」が4月にスタート

記事では4月スタートとなっていますが、結局サービスが開始されたのは7月でした。
しかし、加入者は予想を大きく外れ伸び悩み、端末を安くするなどの努力をしたのですが、加入者は伸び悩みました。そして、結局2004年3月末をもって、サービスを終了したのでした。ちなみに、私は端末が安くなった時にこれに入りましたが、結局料金無料期間中にサービスが終了したので、epサービスには1円も払っていませんでした。

世界初“蓄積型双方向放送”、終焉へ


その後も端末(HDD付BSデジタルチューナー)のアフターサービスを続けていたのですが、それも2006年3月末を持って終了するとのお知らせが昨日来ました。
サービス終了時にも、引き取りか継続使用か選択するよう通知が来たのですが、今回も同様な通知が入っていました。

問題は、その内容です。
引取りに際して、端末購入料金をが返って来ます。これだけでも、何年か使った機器の購入料金をそのまま返すとの処置にも、驚いてしまいますが、それ以上に驚いたのは、継続使用でも、購入料金が返ってくると言うのです。↓

-----------------------------------
epステーションを引き続きご使用希望のお客様はアフターサービス終了に当たり補償金として、ご購入金額相当を返金させて頂きます。
*アフターサービスは2006年3月31日をもって終了させて頂きます。
*故障及び不具合が生じましたら、お客様にて廃棄処分をお願い致します。
*譲渡・転売等による第三者に対する責任は一切負いかねますのでご承知おきください。
-----------------------------------

狙いは良かったけれど、時期尚早なサービスだったと言うことでしょうか。
20GB程度の蓄積データと56kbpsのモデムの上り回線では、コンテンツとしても、ネット端末としても、不十分なものでした。テレビも2002年では、NTSCの解像度を前提とするしかありませんでした。
このようなサービスが受け入れられるには、端末はLAN端子で常時接続回線が前提、蓄積用HDDは数百GB、テレビもフルハイビジョン(1920x1080)程度が必要と思います。
そして、この条件は現在の技術トレンドでは決して無茶な条件ではありません。
近い将来、epサービスは名前を変えて、出直してくるでしょうか?
それとも、これに手を出した家電メーカーは大きなトラウマを抱えたままになるでしょうか?
ちょっと注意して動向を見守りたいと思います。

2005年05月13日

日米通信事情

Foreign Affairsに下記のessayがありました。
Down to the Wire
米国のネット環境はこのままでは、日本はじめとする東アジア諸国に遅れてしまうという趣旨です。
東アジア諸国とは言っていても、出てくる事例のほとんどは日本についてです。
ここで筆者は、日本における高速インターネットの普及は、政府の積極的な関与があったからであり、米国も早急にアクセスネットワーク整備の基本方針を制定しないと日本等に遅れてしまう、としています。
この筆者は、自国政府を叱咤するためでしょうが、日本での政府の役割を過大に評価しています。例えば、2001年に森首相が掲げたIT基本戦略を、日本のブロードバンド普及の出発点と捉えていたりします。また、筆者は「ADSLは米国では1.5Mb/sの物しか提供されていないのに、日本では8M, 10M, 30Mと次々と高速なものが価格は据え置きで提供されている」と述べているなど、ADSL実効速度の距離(損失)依存性についてはご存じないようで、技術的には詳しくないようです。

日本では、NTTが1990年にVI&Pとして、将来の構想を発表しています。VI&Pは、Visual, Intelligence and Personalの略で、要は、将来は映像サービス、ネットワークを介した様々な(例えば遠隔医療のような)高度サービス、携帯端末による個人サービス、の三点を中心に提供をする、と宣言しているのです。これに用いられる技術は、当時とは様変わりしましたが、コンセプトそのものは現在でも十分通用するもので、NTTの先見性の高さが伺えます。
これに従ってNTTは、アクセス系の光ファイバ敷設のための投資を始めました。IT基本戦略の10年前のことです。
ちなみに、このあたりの日本のアクセス系光ファイバ敷設と経緯について、2002年と大分古いですが、下記の論文が参考になるでしょう。
IT基本法と「光の国」日本の国際戦略
ここで、筆者はDown to the Wireとは逆に、技術の視点を無視した日本の公正競争論議を強く批判しています。

当然、米国内でもDown to the Wireに対する反論はありました。例えば以下のものです。
Economist, "Prophet of American technodoom"
ここで筆者は、米国のIT産業は世界一で、ブロードバンド加入率でも100加入あたり11加入で日本にそれほど離されていないし、光ファイバーにしても、3G携帯にしても、米国でもこれからどんどん投資するから、さほど心配することは無い、と述べています。
これもまた、突っ込みどころのたくさんある文章です。
確かに、米国のIT産業は世界一であることは事実です。しかしここで問題にされているのは、ブロードバンドアクセスネットワークへの対応であって、いくらマイクロソフトやシスコ、ジュニパーなどが稼いでも一般ユーザとは関係ない話であるのです。
次にブロードバンド加入率ですが、いったいいつの統計を用いているのでしょうか。日本は、2003年度末に既にブロードバンド加入数が約1500万に達していました。日本の全電話回線は約6000万加入ですから、この時点での普及率は既に100加入あたり25加入です。これは一年前の数字ですから、今ははたしてどの程度まで普及しているのでしょうか。少なくとも、米国との差が縮まっているとは思えません。
更に、これから光ファイバーの敷設と3G携帯のサービスを開始するから余り心配するなと言うに至っては、笑うしかありません。Down to the Wireで既に述べられていますが、3G携帯はわずか8都市でサービスが開始するだけで、しかも割り当てられる周波数帯域の不足から、サービスが受けられない州もあるとか。そして、日本では今年度で全国どこでもFTTHサービスを受けることが可能になる予定であり、3G携帯にいたっては既に千万加入以上の利用があります。加えて、2010年までにFTTH加入数を3000万加入にする予定である、とのNTTからの発表も先日ありました。
それに対して、日本の20倍の国土を持つ米国で、これから工事とサービスを開始するから安心しろと言われて、安心できる人がいるでしょうか?
私なら、むしろ不安になってしまうのですが。

おまけとして、日本のアクセスネットワークの現状と今後の展開について。きちんとした経歴の人が書いているので、技術的に安心して読めます。
総括-アクセスネットワークはどう変わったか、どう変わってゆくか?-

最後に、日本の問題点について私個人の感想を。
確かにブロードバンドサービスの提供に、日本は成功しつつありますが、それを有効に活用できるキラー・コンテンツやキラー・アプリケーションはいつ出てくるのでしょうか?
B-Flet'sに加入していて、一番利用するコンテンツはテキストオンリーの2ちゃんねる、一番有効に活用できるアプリケーションはP2Pソフト、と言う状況は笑い話ではすまされません。
通信と放送の融合、ネット時代にあった著作権法の見直し、等、課題は山積しています。そして、このような問題にこそ、行政が深く関わるべきでしょう。
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