2009年05月28日

ヱヴァンゲリヲン新劇場版序、BD

昨日来たので、昨日見ました。
さすがに、デジタルデータからの収録だけあって、綺麗です。

他にもSBMVと言う一種のディザー技術でしょうか、のお陰で暗いシーンでもカラーバンディングも特に意識することなく、快適に見ることができました。
まあ、1.11と銘打つだけの事はあるかな、と感じました。

で、内容は既にご存知の方も多いので、省略。
一言だけ言うならば、この調子ならば、シンジくんは最後までには戦う意義を見出せるかな、と思わせる箇所が幾つもある演出でした。
それにしても、久しぶりに見るヱヴァ序は面白かったです。
それに、デジタルデータからの直接の収録で、映画館よりも綺麗では、と思った次第。
BD環境がある人ならば、一度は見るべきでしょう。


2008年07月04日

アップデート不具合

ダビング10に備えて、各社HDD内蔵BD(あるいはDVD)レコーダーのアップデートが始まりましたが、いちばん早くから始めたパナソニックがバグを出してしまいしまた。
この不具合が発生すると、HDDのフォーマットを行うしかないと言うとんでもないバグで、パナソニックでは、「修正ファームができるまでは絶対にフォーマットを行うかとの表示で"はい"を選択しないでください」、との事。ちなみに、いいえは選択できないのだそうです。
リアルに「これから私の言うことにハイかイエスでお返事ください」状態は嫌過ぎます。

私の使っているSONYのBDレコは7/4からアップデートが行われるそうですが、さて不具合なく行われるでしょうか。あるいは様子がはっきりするまでは、自動アップデートを切っておこうかと思っています。

と言うのも、SCEは7/2に行ったPS3のバージョンアップで、これまたバグを出して、一時アップデートデータの配布を中止しているからです。これも深刻なバグでして、不具合が発生するとXMBと言う操作画面がでなくなるというものです。

デジタル家電、特にゲームやレコーダーはソフトウェアの規模が大きいため、バグがあるのはある程度仕方ないと思っています。とは言え、この様に思う人はごく一部であり、大多数の人はそうは思ってくれない事も、メーカーは頭に叩き込んでおいた方が良いでしょう。

PC文化から発祥した「バグがあって当たり前」との文化は一日も早くなくなって欲しいものだとは思っていますが、無理でしょうねぇ。

2007年10月22日

米国盤アニメBDはどうなるか?

アニメ「うたわれるもの」が'08年1月Blu-ray BOX化
−「HDマスターのTVアニメとして初」。特典もHD収録


2クールもので\52,500-、Amazonでは、26%引きの\38,850-で予約を受け付けています。
アニメにしては良心的な値段と言えるでしょう。
で、気になったのは以下のところ
本編には海外向けのDVD用に制作された、英語音声/字幕も収めている。

BDでは、日米ともリージョン1と同じリージョンになりましたので、どちらの国のディスクでも同じ装置で再生することが可能になります。
DVDではリージョンが違ったせいか、米国盤アニメの価格は他の映画等に合わせたもので、日本盤の数分の一でした。そんな状態でしたので、わざわざ米国盤が再生できるDVDPを用意して米国盤アニメを買っても、すぐに元がとれました。
BDがリージョン1になって、さて、日米が同じ装置で再生できるようになった場合、アニメはどうなるだろうと思っていたのですが、まず日本盤に英語音声/字幕を入れてきました。

先日、大手のGENEONが、米国でのアニメDVDの販売から撤退を決定しました。
米国アニメファンの多くがファンサブで満足してしまってDVDを買わないため、売り上げが低迷していたためと言われています。
GENEONのような大手でさえ撤退するような惨状では、米国でのアニメの発売は、この"うたわれるもの"のように、日本盤に英語音声/字幕を入れたものを輸入販売する形になっていく事も十分予想できます。

"うたわれるもの"はそのテストケースとなる事でしょう。
今後のアニメBD発売が増えるためには、これが売れて欲しいとは思いますが、米国でも売れた場合には、将来どうなるでしょう。
そうなった場合には、今後は日本盤に英語音声/字幕をいれる形で、日米同時発売となるような事態も予想されます。DVDを買う一部の熱心な米国ファンは米国盤のリリースの遅さに不満を持っていたようなので、こちらの方が彼らにとっても好都合でしょう。そのような熱心なファンは日本と同様、価格が高くても買うものですから、むしろリリースが早くなる事を歓迎することでしょう。
将来的には、英語音声は無く、英語字幕のみとなる事も考えられます。それでも、米国のアニメファンは字幕版絶対主義者が多いので、字幕だけで十分とするでしょう。

そうなると、米国盤アニメBDは絶滅してしまうかもしれません。
が、金を落としてくれず、ファンサブを見ているだけのファン(と称している人)たちのために便宜を図ってやることもないと考えたとしても、企業としてそれは無理からぬことなのです。
そして、どうしても欲しい人だけ、日本版に英語字幕を入れるからそれを入手しろ、と言うわけです。
今後どうなるかは、本当のところは判りませんが、可能性の一つとして十分あるのではないか、と思うのでした。

そして、日本のアニメBDは相変わらず価格の高いままとなるのでした orz

2007年09月21日

新世代ゲームの陥った罠 - 不気味の谷に転落したリアリティ追及

東京ゲームショー2007(以下TGS2007)が20日から始まりました。
それに伴い、新しいゲームのプロモムービーが大量にアップされました。
PS3のゲームのプロモムービーはPCからもダウンロードできるようになっていますので、興味のある方はどうぞ
PS3やマイクロソフトのXbox360のような高性能型新世代ゲーム機対応のゲームはほとんどがグラフィック面では、リアリティを追求しています。確かにその表現力の多くははPS2等の前の世代のゲーム機では不可能なものだったのでしょう。
しかし、私はこれらのプロモムービーを幾つか見ているうちに、辟易としてきました。
リアリティが増した分、本物の人間との微妙な違いが気になってしまい、何とも言えない違和感に囚われてしまったのです。

ロボット工学などでは古くから「不気味の谷現象」と呼ぶ現象について、指摘されてきました。
これは、ロボット工学者森政弘が1970年に提唱したもので、「機械が徐々に人間に似た反応を示すようになる場合、初期段階では人間的になるにつれて好感度は上がっていくが、人間に非常に似てきた場合、違和感が強くなり否定的感情を呼びおこすようになる。その後、更に人間に近づき、人間との区別がつかなくなった場合には再び好感度は回復する」と要約できるでしょうか。
初期の機械においては、機械的特徴が強いためむしろわずかな人間的特徴が目立ち好感度に繋がっていました。しかし、、人間に近くなるほど、人間的特徴が支配的になり逆にわずかな非人間的特長が負の感情を呼び起こす。とこのように説明されています。

新世代ゲーム機のプロモムービーを見て感じた違和感は、ゲームのキャラクターの多くが「不気味の谷」に落ち込んでしまったために、発生した感覚だと推測されます。
多くのキャラクターは非常に良く出来ています。それだけに、実際との人間との違和感が際立ってしまっているのです。
ちなみに、機械や竜などの仮想の動物についてはそうした事はありません。例えば、レースゲーム、GT5のプロモムービーを見ても、その表現力に驚きはしますが、嫌悪感を感じる事はありません。
しかし、こうした不気味の谷が存在し、そこから抜け出せなければ新世代ゲームを多くの人が支持ることは無いのではないか、と予想しています。

ちなみに、不気味の谷から抜け出る手段については、二案ほど考えられます。
1) 更に人間に近づけて、俳優がやっているとさえ勘違いさせるほどリアリティを上げる。いわば、正攻法
2) デフォルメ化。人の特徴を備えているけれど、絶対に現実にはあり得ないと一目で認識させるものでいて、人に好感を抱かせる姿である事。要は、アニメキャラクター化、でしょうか。

第二の視点から見て、興味深いゲームはSEGAが発表した「戦場のヴァルキュリア」でしょうか。
水彩アニメ調の画を動かしています。私には、これが一番好感を持ってみることができましたが、それは私がアニメ好きな日本人だからでしょうか。まあ、これはリアリティ追求とは別の次元での表現となっていますが。
もしも実際のゲームでも、このクオリティで動いていたら、このゲームを買ってしまうかもしれません。

「不気味の谷現象」からの脱出法の一つが示されているのではないか、と思うのは評価しすぎでしょうか?

2007年04月11日

コピワンの次はEPNではなく既存録画機は対応不可 − 著作権ゴロの死を望む

地デジのコピー制御方式見直し,「回数限定で1世代のみコピー可」へ
機器メーカーは録画機の改修が必須に



日経エレクトロニクス4月9日号pp.8-9に記事あり
全文頭に来る言い草で引用箇所を選べないので、全文引用します。

要は、
ARIBの仕様を変更して別のコピー規制を採用しましょう、って事。
だから、EPNでも無いし、既存録画機は対応できない。
で、著作権者達がEPNに対しても強硬に反対したので、新たなコピー規制を採用する見通しとなった。
とのことです。

JASRACのやり口と言い、いいかげん著作権ゴロどもを一掃してしまいたいものです。

まあ、唯一望みを抱くとしたら、日経だから"飛ばし"の可能性も大いにある、と言う事でしょうか。
飛ばしである事を願うなんて珍しいことですが、これに関してはそれを願いたくなります。

 今回までに,「コピー・ワンス」の改善の在り方に関する議論は出尽くしたと思う。かなり深いところまで議論してもらった。ついに結論を出す段階に来たが,今言えるのは,「残念ながら全員が満足するものにはならない」ということだ──。総務省の諮問機関である情報通信審議会が開催する「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会」の主査を務める慶応義塾大学教授の村井純氏は,2007年3月29日に開催された同委員会の第13回をこう締めくくった。

 この日の会議で村井氏は結論を示さなかったものの,これまでの議論を通じ,「回数制限ありで1世代のみコピー可」というルールへの変更が濃厚になったと関係者は指摘する。受信機と録画機の一体型の場合に限り,コピー・ワンスで放送された番組は「1世代のみコピー可」という状態で蓄積し,その録画機から別の機器や記録媒体にコピーする回数に制限を設けるというルールである(図1)。受信機と録画機をIEEE1394などで接続する分離型の場合は,今まで通りムーブしか許可されないことになる。

 コピー・ワンスから新ルールに変更する場合は,「地上デジタルテレビジョン放送運用規定(ARIB TR-B14)」で定めた受信機仕様などの変更を伴う注1)。つまり,機器メーカーは新ルールに対応する仕様に沿って録画機のソフトウエアなどを開発し直す必要にられる。さらに,これまでに販売された現行のコピー・ワンスのルールに沿った録画機は,そのままでは新ルールに対応できない。

−回数・世代の制限が不可欠に

 コピー・ワンス見直しの議論は,約2年にわたる長期間に及んでいる。機器メーカーは抜本的な見直し策として2005年秋に,受信機や録画機の改修を必要としない「EPN」※への変更を提案した。しかし放送番組の著作権に関連する権利者団体や放送事業者らの強い反対に遭った。コピーの世代を制限できないEPNでは,ねずみ算的にコピーが増えてしまう可能性があると考えたためである。

 その結果,コピー・ワンスでもEPNでもない新しいルールの模索が続いてきた。例えば米Intel Corp.が2006年秋に提案した「1世代のみコピー可」で蓄積するという案である。しかし権利者団体や放送事業者には,コピーの回数が制限できないことは避けたいという思いがあった。2007年3月29日の会議では,「『回数制限ありで1世代のみコピー可』という案が落としどころだろう」という権利者団体らの意見が相次ぎ,回数と世代の両方を制限する案が有力になった(図2)。ただし,NHKの委員は「全番組をEPNで放送することはあり得ないが,教育番組などの公共的なものについてはEPNへの変更を積極的に考えていきたい」と表明しており,新ルールとEPNを併用することになりそうだ注2)。

 今回の会議で委員の一人は「検討委員会として『既に録画機を購入済みの視聴者に買い替えを促す結果になっても仕方がない』と言ってあげないと,機器メーカーは踏み出せないだろう」と発言した。機器メーカーが一貫してEPNへの変更を主張してきたのは,放送波や受信機の仕様変更を必要とせずに,番組に多重する2ビットのデータを変更するだけで済むからだった。ARIB TR-B14に定められた受信機仕様に正しく適合する機種であれば,ユーザーに買い替えを強要しなくてよいため,2011年のアナログ放送終了という期限が迫る中では最善の策だと考えた。しかし結局,その方向では合意できなかった。

−正確にコピー回数が分かるのか

 コピー制御のルール変更の方針が固まっても,まだまだ課題は残っている。コピーを何回許容するのかを決めるだけにとどまらず,コピーしたことを技術的にどのように解釈するかを決めなければならない。例えば蓄積した番組を家庭内ネットワーク経由で伝送するときに,「ストリーミング再生する場合は『コピー禁止』として出力する代わりに残りコピー回数は減らさない」「コピーする場合は『1世代のみコピー可』として出力して残りコピー回数を1減らす」といった振る舞いができるように仕様を検討する必要がある。

 今回の会議で機器メーカーの委員は,「伝送した先の機器が『コピーした』という情報を正確に取得するためには,DTCPなどの保護技術を変更する必要に迫られるかもしれない」と指摘した。その場合は世界で利用されている業界標準の保護技術を改めて見直す作業が必要になるため,実現までに再び長い時間を要してしまう。

 受信機能と録画機能の一体型の機器だけを改善対象としても構わないのかという課題も残る。機器間をIEEE1394などのデジタル・インタフェースで接続するDTCPでは,受け手側の機器に蓄積した時点でコピーは許容されなくなる。こうした状況を視聴者に分かりやすく説明するか,その他の何らかの解決手段を模索する必要があるだろう。

 長らく続いた議論がようやく終わる見通しが立ったとはいえ,やらなければならない作業は山積みである。新仕様の録画機をユーザーが利用できるようになるまでには,かなりの時間が必要になりそうだ。

注1)詳細は決まっていないが,「n回までのコピーを許可する」という情報をデジタル放送波に多重しなければならない可能性もある。その場合,デジタル放送波に多重するテーブル情報の空きビットのいずれかに,コピーを許可する回数を格納する領域を設けることになる。その場合は放送局の送信設備にも影響が及ぶ。

※EPN(encryption plus non-assertion)デジタル・インタフェースでの出力や記録媒体へのコピーの際に,暗号化を必須とするものの,コピーの回数や世代には制限をかけないという考え方。インターネットへの再送信は事実上不可能となる。「出力保護付きコピー・フリー」と呼ぶこともある。

注2) NHKの委員はEPNへの変更を積極的に考えるとしたものの,「いつ,どの番組をEPNにするとは言えない。放送法で定められた『放送の自主・自立』を保つためだ」とした。

竹居 智久=日経エレクトロニクス

2007年04月04日

新年度の憂鬱

新年度は、仕事が同じでもちょっとした仕切り直しという感じで、異動してきた人や新人がいたり、年度計画を提出しなくてはならないとか、また色々新年度初頭ならではの仕事があったりするものですが、アニオタの人にとっては、更に新番組が始まる事で時間はもっと足りなくなります。

総数を数えるのはやめてしまいましたが、昨夜の新番組は7本でした。継続しているものも含めて8本のアニメが集中して放送されたのです。
切る前に1話だけでも見てから判断する(できれば3,4話)ので、大変です。
昨夜は極端でしたが、それでもほぼ毎日3,4本の新番組が開始されます。しかも、それを録る為にはHDDに空きを作らなければなりません。前クールのものを見もしないでCMカットだけしてDVDにダビングしているのですが、はたしてそれらを見る時間を作ることができるだろうか、甚だ疑問です。
一ヶ月もすれば、切るものを切って半分程度には減らせると思うのですが、それまでが大変です。
各クール初頭(4,7,10,1月)は大変なのではありますが、特に新年度である4月は仕事の方も普段以上に増えるので、堪りません。

深夜アニメは、放送はプロモーションと割り切って、DVDでもとを取る計画でやっていると聞きますが、これだけ増えると購買力にも限界があるので、破綻するだろうと思います。
思うのですが、なぜかクール毎に本数は増えてきます。
製作現場は破綻していると聞いて既に数年になりますが、それでも、アニメの本数はどんどん増えています。
アニメバブルと言って良い状況が続いているのですが、いつか破綻するのでしょうか。

ちなみに、最近アニメDVDの売り上げが下がっていると言いますが、これはアニオタの多くがBD待ちして、今更旧フォーマットのDVDには、余程のものでない限り、手を出したくないとの事情があるように感じます。
地デジであれば、ゴーストも無い良好な品質の映像を録画できるので、やはりこれを品質面で圧倒的に凌駕するパッケージソフトでないと食指が伸びないとの理由があります(ちなみに、アニメの放送は地デジでもほとんどがSD画質のアップコンバートです)。
購買する者の立場としては、今放送しているものはBDで出して欲しいものです。本当に。
折角高い金を出すのですから、パッケージメディアは品質面で放送品質を大きく凌駕して欲しいと思うのは自然なことでしょう。

アニオタの間での評判の割りに、DVDの売り上げが予想よりも伸びなかったものに、キングゲイナーとゼーガペインがありますが、これは皆BD待ちをしているからだと私は推測しています。
キングゲイナーはwowowでHi-Visionで放送されたので、これよりも画質の劣るDVDの購買意欲は当然落ちます。ゼーガペインは地デジでSD解像度でしたが、画質は非常に良かったので、これもDVDの購買意欲は出ませんでした。
パッケージメディア販売会社は、積極的にBDでの発売を進めて欲しいものです。
同時に値段も下げてくれれば、言うこと無いのですが。せめて北米盤並みに。

2006年12月01日

"涼宮ハルヒの憂鬱"の放送時の順番

現在DVDがリリースされている"涼宮ハルヒの憂鬱"ですが、放送時にはDVDのようにきちんと時系列に沿った順番で放送されず、シャッフルされた形で放送されました。
地方の方には今DVDで楽しんでいる人もいるでしょうから、ここで放送時の順番を記しておくことも誰かの役に立つかもしれません。
と言うわけで、興味のない方はスルーしてください。

第一話:朝比奈ミクルの冒険 ep.0
第二話:涼宮ハルヒの憂鬱 ep.1
第三話:涼宮ハルヒの憂鬱 ep.2
第四話:涼宮ハルヒの退屈
第五話:涼宮ハルヒの憂鬱 ep.3
第六話:孤島症候群(前編)
第七話:ミステリックサイン
第八話:孤島症候群(後編)
第九話:Someday in the Rain
第十話:涼宮ハルヒの憂鬱 ep.4
第十一話:射手座の日
第十二話:ライブアライブ
第十三話:涼宮ハルヒの憂鬱 ep.5
第十四話:涼宮ハルヒの憂鬱 ep.6

以上です。

2006年11月07日

PS3はいつ買おう?

さて、初回販売分については入手困難となっているPS3ですが、その価格ゆえ、最初に飛びつくゲームファンにある程度行き渡ったら、値下げするまではWiiよりは売れなくなるだろうとの予測が出ています。
それほどゲームファンでもないが、Audio-Visualの方からBDプレーヤーとしてのPS3に興味がある私にとっては、いつ買おうかとはちょっと悩ましい問題です。
初期に買ってもソフトは揃っていないし、コストダウンして値下げした後では、画質(特にマニア的なこだわりの部分)が維持できているか少しばかり不安だからです。
そんな事を考えていましたら、こんなニュースが入ってきました。
初代PS3には,Cellに加えてPS2向けに開発したEEとGSが載っていることが明らかに
 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が2006年11月11日に発売する家庭用ゲーム機「プレイステーション 3」(PS3)には,「プレイステーション 2」(PS2)向けに開発したマイクロプロセサ「Emotion Engine」とグラフィックス描画回路「Graphics Synthesizer」が搭載されている。SCE 代表取締役 社長 兼グループCEOの久多良木健氏が,日経エレクトロニクスの取材に対して明らかにした。
 SCEは,PS3においてCell上で動作するエミュレータを使ってPS2との互換性を確保する方針をこれまで示していた。SCEが推奨するライブラリなどを用いない一部のゲーム・タイトルの動作を保証できなかったことが,EEとGSを搭載した理由という。ただし,「すぐに取り去る」(久多良木氏)といい,比較的短期間でエミュレータによる互換性確保に全面的に移行する意欲を示した。
 もっとも,PS2向けゲーム・タイトルは2006年9月30日現在,全世界で延べ8181種類発売されている。そのすべてをエミュレータで動かせるようになるかは不明である。一部消費者の間でEEとGSを載せた初代のPS3が人気を呼ぶ可能性がある。

将来的には、PS2ソフトはエミュレーションで動かすにしろ、初期のものではHWをそのまま積んで動かすとの事。エミュレーターの検証が間に合わなかったようですが、これはこれで結構魅力的です。
初回販売分は無理にしても、なるべく早いうちにPS3を入手したくなりました。さて、どうしましょうか。

2006年11月06日

やっぱり無理−中国のアニメ産業

憂楽帳:大風呂敷
 「5年で日本に追いつく」と、中国・上海のアニメ制作会社の社長は自信たっぷりだった。
<中略>
 発想の独創性や映像表現ではまだ日本のコピーの感は否めないが、基盤は整った。「あとは手塚治虫か宮崎駿が出れば」。中国に突出した才能が1人現れたら、社長の大風呂敷も現実のものになるだろう。

「何も判っちゃいない」で終わり。
こんなでは、中国にオリジナルなアニメは100年経っても生まれません。
以上。

2006年11月02日

エミュレーター路線

任天堂はWiiのバーチャルコンソール向けのゲームラインナップ第一弾を発表しました。

任天堂、Wii「バーチャルコンソール」年内ラインナップ発表

 任天堂株式会社は、12月2日の発売を予定している「Wii」のバーチャルコンソール機能を使って年内に配信されるソフトのラインナップを発表した。ファミリーコンピュータ用タイトルが17タイトル、スーパーファミコン用タイトルが11タイトル、ニンテンドウ64用タイトルが1本、メガドライブ用タイトルが11本、PCエンジン用タイトルが8タイトルとなっている。

一本当たり\500-\1000で配信するそうなので、Wiiのゲームに興味がなくても、こちらをやりたくてWiiを買ってしまう人も出てくるかもしれません。
ただ、これらのゲーム機はカートリッジ式で基本的に可動部分がない分、故障も少ないでしょうから、押入れの奥にしまってあったゲーム機を取り出して数年振りに電源を入れたとしても無事に動作する事でしょう。そうした人にとっては、ラインナップを見てWiiを買いに走るよりも、押入れの奥で死蔵していたゲーム機を取り出す機会になるのかもしれません。
そういう意味では、CD-ROMあるいはGD-ROMを使用した分、ドライブの故障により使用できなくなる可能性が高いサターンやドリームキャストが、バーチャルラインナップに無いのは残念でなりません。多分WiiのCPUでは、これらのゲーム機のエミュレーションにはパワー不足だったのでしょう。また、CD-ROM等で大容量になった分、Wiiのフラッシュメモリーには格納しきれないとの問題もあったのでしょう。
そこで、PS3に期待してしまいます。PS3ならば、20GBないし60GBのHDDがあり、CPUパワーも新しい世代のゲーム機の中では最高です。サターンはもとよりドリームキャストのエミュレーターも可能かもしれません。
もし可能でしたら、SCEがサターンとドリームキャストのエミュレーターとソフトを、PLAYSTATION Networkで揃えてくれればちょっと面白いのでは、と想像したりします。負担になると言うのなら、エミュレーターだけでもいいんです。BDドライブがあるから、GD-ROMはちょっと手間が掛かるかもしれませんが、CD-ROMは読み込めるでしょうから。壊れたゲーム機と読めないゲームソフトの前で途方にくれている人にとっては朗報となる事でしょう。
どうでしょう。少しは検討していただけないでしょうかね >> SCEさん

2006年10月19日

2006年度上半期のアニメ

最近は、1クール物のアニメが増えているので四半期ごとに評価する方が良いのでしょうが、それでも2クール物のアニメも相当数あり、そしてほとんどのアニメは1ないし2クールとなっていますから、半期毎の評価も有りかと思います。
と前置きして、2006年4−9月期のアニメから気に入ったものを挙げて、一言程度のコメントをしていこうと思います。

・総評
今期の特徴を一言で表すと「イロモノに秀作が多かった」となるでしょう。イロモノの意味は挙げていくアニメを見ていただければ理解できると思います。

涼宮ハルヒの憂鬱
4-6月に放送(14話)。今年一番の作品との呼び声が高いものです。涼宮ハルヒシリーズとして原作小説は8巻まで発売中。
原作をほぼ忠実に再現したものではあるのですが、その見せ方が問題でした。第1話では何の前触れも無く、原作にある劇中自主制作映画をそのまま放送。自主制作映画にありがちな画面のぶれや不自然な光線、ベタな演技などを高度な技術を用い忠実に再現しました。まさに技術の無駄遣いです。1話の最後にこれを見ている登場人物たちの姿が描写されて、劇中劇だった事が理解できますが、原作を読んでいない人にとっては、それまでは何が起こっているか理解できなかったでしょう。原作を読んでいた私も「こう来たか」と思ったものでした。その後も、本編の間に外伝をランダムに挟むなど見せ方にも工夫をして、最後まで視聴者を飽きさせませんでした。作品の質自体も高いものでしたので、普通の順番で放送しても良作以上の評価を得られたでしょうが、こうした見せ方の工夫により、まさしく「ネットで話題沸騰」の作品となりました。ちなみに、DVDでは順番どおりに収録されているので(最初が劇中自主絵画である点だけは変わりませんが)、ちょっと面白みが薄れます。

桜蘭高校ホスト部
4-9月放送(26話)。題名だけでもうイロモノです。これで見る前に避けてしまって、激しく後悔した人も多かったとか。ただし、監督とシリーズ設定を知っていれば、かなり期待できる作品だと予測はできました。そして、その予測は裏切られることはありませんでした。
俯瞰して見れば、ある種トラウマを抱えた高校生たちの擬似家族ごっこ、と捉える事ができますが、そこを重くなりすぎずにコミカルな調子で描いています。シリーズ全体を通して、ストーリー・作画の質が一定以上に保たれ最後まで楽しむことができ、切りが良く後味もいい結末を見せてくれたことも評価できます。最近のアニメはきちんとした結末を描くことができるものが案外少ないのです。

シムーン
これもまた公式サイトで設定だけ見れば、イロモノとしか思えないのですが、ストーリーは意外な方向に展開し、各キャラクターもの掘り下げも良くできていた秀作でした。特に最終回は印象深いものでした。

ゼーガペイン
午後6時台のロボットアニメと言うことで大した期待もせずに見始めたのですが、これがとんだ拾い物でした。個人的にはこの数年のロボットアニメでは突出した出来と評価します。
SF的ギミックに溢れた設定と、割合に練られたストーリーで最後まで見るものを飽きさせませんでした。

さて、前期で印象に残ったのはこのあたりですが、"イロモノが多かった"の意味がお判りいただけたでしょうか。
「何十本もアニメをやっているのに、たったの4本かよ」と感じた方は"スタージョン(Sturgeon)の法則"を思い起こして頂けたら幸いです。

2006年10月17日

日本のアニメ産業

NB online(日経ビジネスオンライン)に、"日本のアニメーション産業は大丈夫か?"との記事が掲載されていました。
多少図式的過ぎるきらいはありますが、現状を良くまとめており、アニメの現状を知りたい人にとって、好適な記事かと思います。
ただ、最後に『重厚長大産業と同じ「空洞化」の道』と題した文章は頂けません。以下のように述べています。
韓国では、日本のアニメブームに敏感に反応して、アニメ制作プロダクションを設立。国を挙げて、アニメ産業を育てようとしている。日本よりはるかに、計画 的にアニメ産業の基盤強化に取り組んでいるのだ。制作技術だけでなく、監督や脚本といった内容に関わる部分についても、著しい進歩を遂げていることは、実 写映画への取り組みを見れば歴然だ。

まず、韓国が日本の下請けとしてアニメに参入したのは最近のことではありません。既に30年近く前から韓国は日本の下請け(主に動画や彩色等、人手のかかる部分)をやってきている歴史がありますが、その間の韓国作画に対する日本側の評価は変わりません。
「安かろう、悪かろう」
です。これは現在まで一貫して変わっていません。日本であれば、下請けから始めたとしても、30年もあれば立派に一人立ちして独自のアニメを作っていることでしょう。
この間、韓国も自前の作品を幾つか作り、昨年も劇場大作を作りました。ただし、その評価は「金をかけているだけに画は綺麗だけど、ストーリーは破綻しているしキャラクターも魅力に欠ける」とのもので、韓国国内でも大失敗しました。
昨今、韓流ブームと言っていますが、結局のところ、TVドラマで当たったものは「冬のソナタ」のみ、映画にいたっては公開数は増えてきましたが、そのほとんどが興行的に失敗しています。そして、「冬のソナタ」にしても「なんだか昔の大映ドラマみたいだ」との懐かしさで受けていたのであって、決して何らかのオリジナリティがあったが故に受けたわけではありません。
コンテンツ産業で何よりも必要なのは、自由な発想を許容しそうした作品を受け入れる事のできる土壌であり、国家の保護ではありません。この筆者にはそうした観点が欠落しています。
そして、中国はもちろんの事、韓国にもそのような土壌がありません。
もちろん、行政の保護が必要な部分もあります。特に、若手アニメーターの劣悪な環境−それはしばしば生活保護を受けている人たちよりも悲惨なものです−の改善は急務です。しかし、それ以上に行政が介入しても碌な事はありません。

アニメを始めとするコンテンツ産業を、重厚長大産業と同様に考えていては判断を誤ります。
これは、金になるからとの理由だけでコンテンツ産業に手を出そうとする人が、肝に銘じておくべき事でしょう。

2006年09月02日

"N・H・Kにようこそ"と無自覚な豊かさ

"N・H・Kにようこそ"とのアニメが現在、関東UHF系深夜時間帯に放送中です。
これは、滝本竜彦の小説を原作にアニメ化したもので、マンガ化もされていて、マンガは現在5巻まで発売されています。
これは引き篭もりになり大学も中退してしまった駄目人間の、面白くも哀しい日常への復帰の努力(しばしば空回りしますが)を描いた物語(になるはずです、原作通りなら)です。
小説やマンガであるうちは、海外にもそれほど知られる事も無く国内だけで楽しまれているのですが、アニメとなると一気に事情が違ってしまいます。
ネットの発達によって、放送から1週間程度でファンサブ(海外のアニメファンが本編に勝手に字幕をつけて流通させるアニメファイル)が出回ってしまって、興味がある人はそれをダウンロードして楽しんでいます。
そのため、アニメはその市場規模以上に多大な影響力を発揮するようになったわけですが、ファンサブの功罪については今は論じません。
ここでは、"N・H・Kにようこそ"についてです。
主人公は既に4年目に突入する引き篭もりなわけで、日本社会では底辺に位置する立派な駄目人間です。ところで、この駄目人間の生活水準がどのようなものであるか、ちょっと並べていってみましょう。
・住まいは木造モルタル2階建ての6畳程度のワンルーム賃貸。独立した風呂・トイレ・台所は当然のこと、ロフト・エアコンもあります。
・食生活は引き篭もりなのでコンビニ弁当やカップラーメンが主なようです。
・ファックス付電話やTV・ビデオがあります。当然、一般的な白物家電は揃ってます。
・ケータイは当然使っています。
・デスクトップ・パソコンを持っています。スペックは不明ですが、一週間かけて120GBの画像をダウンロードするエピソードがありますから、最低でも160GB程度のHDDのあるパソコンとADSL程度の常時接続回線が繋がっていると考えられます。
・マンガの5巻では実家のある田舎に主人公は連れ帰されますが、実家には光回線がひかれています。

日本でならば、仕送りに頼っている駄目引き篭もりの生活水準として、それほど不自然には感じませんが、さて、世界的に見たらこの生活水準はどのように見えるでしょうか。
普通の生活水準と感じられる国は、地方にまで光回線が普及している事を除けば、先進国のごく一部でしょう。
中進国では1日12時間週1休でしかも給与のいいところで働いてやっと得る事のできる勝ち組の生活水準でしょう。通信インフラに関しては個人ではどうしようもないので、どうやってもこれに劣る可能性は大いにあります。発展途上国では、生まれた地域や教育機会によって、端からこの生活水準に達しない人々が大部分でしょう。
格差社会が大いに叫ばれていますが(って最近は飽きたのかちょっと下火になっていますが)、日本では底辺の駄目人間であっても、世界的に見れば極めて高い水準の生活を送る事ができるのです。
アニメ"N・H・Kにようこそ"は、日本のそうした無自覚な豊かさを世界に喧伝してしまう可能性のある危険なアニメなのです。


NHKにようこそ!NHKにようこそ!
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] NHKにようこそ!
[著者] 滝本 竜彦
[種類] 文庫
[発売日] 2005-06-25
[出版社] 角川書店

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NHKにようこそ! (1)NHKにようこそ! (1)
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] NHKにようこそ! (1)
[著者] 滝本 竜彦大岩 ケンヂ
[種類] コミック
[発売日] 2004-06
[出版社] 角川書店

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2006年08月21日

押井守の劣化要因

WOWOWで先日(8/18)"機動警察パトレイバー2 The Movie"をやっていたので、久し振りに見ました。
見ての感想としては、何時ぞやのBSアニメ夜話でゲストの誰かが言っていた
「大風呂敷広げといて、結び目は大人の恋愛話かよ!」
は的を射ていると思ってしまいました。
この辺りから、既に押井守の劣化が始まっていたのだな、と感じながら見ていました。
しかし、今回はパト2の竜頭蛇尾な結末とは無関係な話です。
押井の劣化は金太郎飴化に起因するものではありません。
小津安二郎もある意味「金太郎飴」ですから、それ自体は悪くは無いと思うのです。
押井はかつて、"うる星やつら Beautiful Dreamer 米国盤"のコメンタリー(これは押井ファンであるならば、押さえておかなければならないものです。押井の本音爆発、との感じです)で以下のような事を述べていました。
「今の女優のスタイルというのは、男性監督が99%を占める映画では、"男性から見た女性の幻想"として作られている」との趣意のことを述べています。
こうした発言から、押井は現在の女優のスタイルを嫌悪している、あるいは少なくとも異なる女優スタイルへの志向、が感じられます。ただ、現在までのところ新たな女優スタイルを創出するまでに至っていないようですが。
また、"天使のたまご"に見られるようにアート志向も明らかです。その結果、パトレイバー2や攻殻機動隊2のようなアクション映画にも、アクションへの避忌感が見られるようになりました。
結局、押井の場合は、アクションと女優への嫌悪が明らかで、かつ半端なアート志向が劣化要因となっているように感じます。
パト2はそれを明らかに意識させられる最初の作品と感じました。
押井が今後どのような方向に行こうとするのかは、まだ判りません。最悪なのは、先日の"立喰師列伝"のように一部の固定押井マニアにのみ受ける作品を作っていく方向でしょうか。
小津安二郎も黒澤明も、最後まで一定のポピュラリティは維持し続けたのです。

2006年06月15日

パロディの方がレベルが高い

「涼宮ハルヒの憂鬱」第11話「射手座の日」は、コンピュータ研とPCの所有権を争ってのPCでの"オンライン宇宙戦闘シミュレーション"ゲームの団体戦のエピソードでした。
「涼宮ハルヒの憂鬱」は関東UHF系列で深夜にやっているアニメで、原作のシリーズはamazonのランキングでは一時こんなになりました。
と、ここまで読んで訳のわからなかった人は済みません。以下の文章は読んでも判らないと思いますので、とばして下さい。
さて、この回では宇宙艦隊の戦闘ゲームとあってイメージシーンでは「銀河英雄伝説」のパロディになっています。凝った事にゲームシーンでのBGMも全てクラシックを使っています。作画や声優は時代や人材の差があるのは当然ですが、このBGMの使い方、どう見てもパロディである「ハルヒ」の方が巧いのです。
「銀河英雄伝説」でラヴェルのボレロが使われた回と比較してみてください。
まず、冒頭はラヴェル:ダフニスとクロエ第二組曲の冒頭から始まります。神秘的な感じが良く出ています。
そして、戦闘シーンではショスタコービッチ:交響曲7番第1楽章で繰り返されるリズムとメロディが出てきます。現実のシーンでは、PCのチープなビープ音で基本のリズムとメロディのみ。そして、イメージ戦闘シーンではオーケストラ(MIDIっぽいですが)で派手に鳴らされます。この対照は非常に効果的です。
そして、戦闘シーンのクライマックス寸前からチャイコフスキー交響曲4番の第4楽章が途中から始まって、クライマックス開始で金管がffで咆哮します。で、適当に楽章を編集して、敵旗艦爆発シーンで音楽もクライマックスとなり終了します。
見ていて非常に音楽と画が合っていて感心しました。ここまで巧く合わせている例を「銀河英雄伝説」では知りません。と言うか、「銀河英雄伝説」では、原曲を知っている私にとっては、どうにも音楽がちぐはぐな場面が多かったように記憶しています。
ちなみに、WOWOWで7/3から「銀河英雄伝説」が放送されるそうです。久しぶりに見てみようかと思います。

2006年05月15日

最近のアニメの話題等

『涼宮ハルヒの憂鬱』
と言うアニメが、今期の新作アニメではアニオタに評判なのですが、これはライトノベルが原作です。
アニメが人気ならば原作も売れるのではないかと思いますが、実はこれまでアニメが売れた場合でも原作の方は余り売れないのが常でした。
しかし、このアニメは常識を覆しました。
【ブック・ランキング】Amazon.co.jp調べ(5/1〜7)
(1)『ハリー・ポッターと謎のプリンス 上下巻』J.K.ローリング 静山社  3990円
(2)『涼宮ハルヒの憤慨』 谷川流 角川書店 540円
(3)『ダ・ヴィンチ・コード(上)』ダン・ブラウン 角川書店 580円
(4)『ダ・ヴィンチ・コード(中)』ダン・ブラウン 角川書店 580円
(5)『涼宮ハルヒの憂鬱』 谷川流 角川書店 540円
(6)『ダ・ヴィンチ・コード(下)』ダン・ブラウン 角川書店 580円
(7)『涼宮ハルヒの溜息』 谷川流 角川書店 540円
(8)『涼宮ハルヒの退屈』 谷川流 角川書店 540円
(9)『涼宮ハルヒの消失』 谷川流 角川書店 540円
(10)『涼宮ハルヒの暴走』 谷川流 角川書店 540円


Amazonはネット書店の性格上、過去にも「嫌韓流」が1位になったりと、一般書店とは異なる動きをしますが、ここまで極端なランキングは初めて見ました。
ハリー・ポッターとダ・ヴィンチ・コードは一般の人にも理解できますが、涼宮ハルヒシリーズの人気には普通の人は「一体何なの?」と不思議に思うばかりではないでしょうか?
ちなみに、『涼宮ハルヒの憂鬱』は、関東圏UHF平日深夜に放送中です。
第1話の衝撃(原作読者の私もいきなりこう始めるかと呆れました)は今からでは味わえません。しかし、それ抜きにしても今期ではベスト3には入る出来かと思います。

狂信的なアニメファン
世界卓球が延長されてアニメが録画できなかったと、骨入り抗議文をTV東京に出したキチガイさんの事は国内ニュースになっていますが、ロイターでも配信されました。
Angry viewer sends human remains to Japan TV station
TOKYO (Hollywood Reporter) - Japanese police are trying to identify cremated human remains that were mailed to the headquarters of a TV station by a viewer who was incensed at missing a cartoon.

で、TV東京の中の人の反応ですが、
"Many of the people who watch our animated programs are very enthusiastic about them and we did receive a number of letters and e-mails complaining about our decision to continue the table-tennis coverage," said Tom Oki, a spokesman for the channel. "This one seems to have been a big fan of the show."

いたって冷静なように見受けられます。狂信的なアニオタからの抗議はいつもの事だ、との余裕が感じられます。

出る出る詐欺か?

東芝、中期経営方針説明会を開催−SEDテレビは2007年第4四半期発売
 第1段階のパネル量産は、平塚のラインを使って2007年7月から開始する。製造されるサイズは55型から。そして2007年第4四半期には最初のSEDテレビ製品の発売を開始する予定とした。

当初の予定では、去年の初めには出ていたはずだったように思うのですが、どうも巧くいっていないようです。
現在のプラズマTVと液晶TVの価格競争の勢いからすると、2007年代四四半期にはSEDの入り込む隙間が残っているのか、他人事ながら心配してしまいます。

2006年03月24日

任天堂のゲーム機戦略 - ユーザ層の拡大と互換機戦略

過去のセガ、NECのゲームが「復活」・任天堂の次世代機
 対象となるゲームソフトは、セガが1990年代前半に発売していたゲーム機「メガドライブ」用など約千本と、NECのゲーム機「PCエンジン」向けにハドソンが発売していたソフト。
 岩田社長は講演で「ゲーム市場を拡大するには、現在のゲームファン以外の女性や高齢者も取り込んでいかなくてはならない」と強調した。

任天堂は次世代ゲーム機「レボリューション」で、自社の過去のゲーム機ばかりでなく、他社のゲームも遊ぶことができる非常に大胆な戦略を打ち出しました。
メガドライブやPCエンジンは同時期のスーファミにはシェアで劣りましたが、ゲームマニアの間では根強い人気を誇ったゲーム機でした。ちなみに、米国では当時はメガドライブがシェアNo.1でした。
こうしたゲームマニア層は、これまで任天堂が狙ってきたユーザからは外れたところがありましたが、このエミュレーション機能はそうしたユーザ層への訴求力がかなり高いと思われます。多分、かなりの数のレボリューションが過去のゲーム機のエミュレータマシンとして売れるのではないでしょうか。

また、携帯ゲーム機においても、頭の体操や英語学習ソフトをだして、これまでゲーム機に興味を持たなかった中高年にまで、NintendoDSを売っています。こうしたソフトは、ソフトの売り上げ以上に、スーツ姿でDSをやっている姿を違和感の無い情景にしてしまう効果があります。これにより、ゲームの面白さに目覚めた中高年に更にソフトを売ることが可能となりました。
更に言うならば、家庭用ゲーム機が一家に一台のものであるのに対して、DSは一人に一台を売る可能性すら出てきたのです。ユーザ層の拡大とは、このようにゲーム機本体の市場すら広げてしまう可能性があるのです。

任天堂はゲーム機に関しては実に緻密に戦略を練っている事が伺えます。

2006年03月17日

萌える男の暑い魂

こんな記事がありました。

企業、団体ファン拡大へ “萌え”ブーム便乗

企業も当然の事ながら、人から成り立っています。
技術系企業の場合には、理系から多くの人材を採用しなければなりません。
ところで、理系にはオタクの割合が文系よりも多いことをどの程度の人が認識しているでしょうか。私も理系出身ですが、私の見立てでは理系の半分以上は何らかの分野のオタクである、と言っても差し支えないように思います。
さて、鉄腕アトムを子供の頃に見た世代が社内である程度の地位を担うようになってから、人型ロボットの開発が各社で盛んになったように、ある年代が子供の頃に強烈なインパクトを受けたものが現実の社会へ影響を与えるようになってきました。
オタクの場合には、必ずしも子供の頃のインパクトばかりではありませんが、やはり強いインパクトを受けたものを実現したいとの理由で理系に行った人もそれなりの数になります。
ちなみに私は、子供の頃にショッカー(仮面ライダー)やDr.ヘル(マジンガーZ)に憧れて、マッドサイエンティストになりたいと思っていました。結局は、しがない一企業の技術者にしかなれませんでしたが。ま、何にしても突き抜ける為には生半可な才能と努力では足りないのです。
さて、「萌え」と言う概念が出てきたのは、大体10年くらい前になるでしょうか。この頃に、「萌え」の最初の洗礼を受けたオタクたちは、そろそろ30代前半になっているころでしょう。
ここまで書けば、勘のいい人ならばもうお判りでしょう。理系を採用するに当たっては、オタク比率の多さから、特定のジャンルのオタクを排除することは可能だとしても、全てのオタクを排除することは不可能です。そして今、「萌え」の第一世代のオタクたちが現場を任される年代になりました。つまり、彼らは自分の趣味に理屈をつけて、企画を通すことが可能になりました。
結局のところ、最近の「萌え」ブームは何のことはない、「萌え」の洗礼を最初に受けたオタクたちが、自分の企画を通す事ができる立場になったので、各社から様々な形で出てきたと言うのが、真相でしょう。その際の上司へのくどき文句は「今時、萌えが判らなければ若者の流行に乗り遅れますよ」です。自分の価値判断を持たない上司ほどこの言葉に弱いものなのです。
「萌え」オタク自身が企画しているのですから、「萌え」ヲタのツボを押さえるものができても、何の不思議もありません。ネコミミ新幹線もそのフィギュアも企画・設計者のなかに「萌え」オタクがいることは間違いないと確信しています。もっとも、ネコミミ新幹線の場合には、あのような形状になった事について合理的に理由をつけてくれているでしょうが。
つまり、最近の「萌え」ブームは、企画を通すことができるようになった「萌え」オタクが先導して、それに良く判らないが流行っているらしいとの理由でマスコミなどが飛びついた事で火がついたのでしょう。

ちなみに、ロボット開発ですが、今のオタクたちの一番の「萌え」対象のロボットは「メイドロボ」です。これは名称を変えれば「介護用ロボット」とすぐなってしまうものです。
少子高齢化に向けてのロボット開発は、こと人材面に関しては、心配は無用なのです。

2006年03月15日

価値観の相違

「マリオの父」に仏勲章 任天堂専務の宮本氏
 フランス文化・通信省は13日、世界的人気テレビゲーム「スーパーマリオブラザーズ」シリーズの生みの親で任天堂専務の宮本茂氏(53)に、芸術分野で功労があった人に贈られるシュバリエ章を授与した。

「芸術分野の功労」としてきちんと評価されているところに注目しましょう。
日本では、ゲーム・アニメなどが、日本からの新たな輸出品として注目を浴びていますが、それはコンテンツとして幾ら金になるかを勘定して経済界などが注目しているに過ぎません。
きちんと創作物としての価値を評価しようとの動きはほとんど見られません。
ゲームが語られるときは「ゲーム脳」などの似非科学により、害悪が語られるばかりなのが、日本の現状です。
新しいものの価値をきちんと評価できない、脳梗塞を患っているような硬直した価値観の知識人しかいないのは、日本の不幸の一つでしょう。

2005年10月20日

とあるアニオタたちの会話

A「最近、どう?」
B「一杯一杯。HDDが残り1時間を切った状態で自転車操業して回している」
(注:HDDはハイブリッドレコーダーのHDDのこと)
A「ウチもそう。地デジは容量喰うからたまらんわ」
B「増設したいんだけどねぇ、コピワンがどうなるか良く判らない状態では待ち、なんだよね」
A「そう。BDも買いたいんだけど、規格が今一どう流れるか判らないし、ハイブリッドがシャープからしか出ていないのもちょっとねぇ。さすがにシャープさんの製品に20万以上出したくはないし」
(注;コピワンはコピーワンス規制。BDはブルーレイ・ディスク)
B「それにしても、10月からもまた新番組ラッシュだねぇ。もう、幾ら金積んでも仕事請けてもらえない状態なのに」
A「それ、どういうこと?」
B「要は、製作現場はもう限界超えていて、どんなに金を積まれても割ける人材がもういないって事らしい」
A「そんなに酷くなってるの? もう、何年もこれで限界だって言われ続けているけれど、何故か製作本数は増えているよね」
B「それが不思議。もうね、これだけ深夜アニメが多くなると、放送は宣伝と割り切ってDVDの売り上げで回収するってビジネスモデルも崩れて来ているんじゃないかと思うんだけどね。はっきり言って、深夜アニメは半分に減って丁度良い位でしょ」
(注:関東圏の方は、深夜0時以降にアニメが一週間に何本放映されているかVHF、UHF、BSデジタルも含めて一度数えてみてください。ちなみに、全て新作です)
A「それに原作。今じゃ、目ぼしいマンガからラノベも相当あさり尽くして、エロゲにまで手を伸ばしているでしょう。最近じゃ、マンガもコミックスが3巻くらい出た程度でアニメ化が決定したりするし、完全に原作不足」
B「だから、そういう原作つきアニメはせめて2クールで放送して欲しいんだけど、1クール放送したりして、何自分の首を絞めているんだろ、って思う」
A「で、原作がなくなったらどうなる? また、オリジナルストーリーのアニメが増えてくれると良いんだけど」
B「残念ながら、それはない」
A「ま、そうなんだろうな」

2005年07月12日

テクノロジーの無駄遣い

「一撃殺虫!!ホイホイさん」というマンガがあります。
殺虫剤も効かなくなった害虫を駆除するために開発された30cmほどのロボットをめぐるどだばたを描いたマンガですが、それと似たようなものがもう出てきました。

ボークスが二足歩行ロボットを発売
ロボフィー(Robofie=Robot+Figure)と言うのだそうです。
以前、バンダイが出した似非二足歩行のザクと違い、これはきちんと二足歩行して、様々なポーズをとることが出来るようです。
記事中には、「踊ったりパンチをしたり球をけったり、旋回歩行など約30の動きをあらかじめ入力している。購入者が8―10時間で組み立てられる。」とあり、更に「ボディーは好みで塗装でき、着せ替え用として女性的な外観などのボディーも別売りする。」とオタクのつぼを良く心得ています。
ボークスのサイトにも、
「その実現のため、我々はもうこれ以上は無いというプロジェクトチームを結成。
そしてそれは重厚かつ軽やかにそして意のままに歩くロボットとなった。
物をつかみ上げ、突き出し、そして投げつけるロボットになった。」
とありますから、それなりに期待していいのでしょう。

それにしても、最新技術をこういう風に使われるとつくづく「テクノロジーの無駄遣い」という言葉が浮かんできます。
まあ、そうして民生品に最新テクノロジーを使う事によって、日本の技術が発展してきたのも確かなのですが。
気になるお値段と発売時期ですが、8月下旬発売予定。インターネットなどからの予約で\165,900-だそうです。

2005年06月22日

光学探知と融けていくコロニー: ミノフスキー粒子とソーラ・レイ

以下の事は、既に語りつくされているのかもしれませんが、個人的にはそうした話はしらないので、書いてみました。ちょうど、Zガンダムも映画になっていることですし。
既出でしたら、御笑覧して、お許しください。

1st.ガンダムから、逆襲のシャアにいたるガンダムシリーズでは、ミノフスキー粒子と言う万能粒子が大活躍しました。
ミノフスキー粒子を散布すればレーダーは使用不能になるため、電波誘導のミサイル等は使用不能となり、モビルスーツが活躍する機会ができました。更に、ミノフスキー粒子は、ホワイトベースを地上すれすれに飛行させるミノフスキークラフトなるものにまで使われていたり、その後の設定では核融合炉のコントロールに使用されたりもしました。まさに、万能粒子です。ガンダムが1979年の一作のみで終わっていれば、良い設定だったのでしょう。
しかし、現代までこれで行こうとするとさすがに辛いものがあります。例えば、ミサイルですが、対艦ミサイルを例に取りましょう。このミサイルは、敵艦の概略位置に発射した後、敵艦近くでミサイルが、電波探査・光学探査・赤外線探査等、複数の方法を駆使して最終的に自ら目標を決定し、敵艦に向かっていくというものです。
宇宙は地上と違って、霧や雲どころか大気さえありませんから、非常に見晴らしがいい空間です。そのような空間では、光学或いは赤外線探査により、簡単に数万km先の目標を探知することもできます。そして、現代の技術でさえ、その概略方向へ前述の対艦ミサイルのような自立制御型のミサイルさえ放てば、容易に命中を期待することができます。
このような事がようやく理解できたのか、最近のガンダムシリーズ、Seed & Seed Destinyには、ミノフスキー粒子はないことになっています。となると、何故モビルスーツが出てくる必然性があるのか判らなくなるのが、大きな欠点ではありますが。

次に、ソーラ・レイです。
アニメ版では「偏光ミラーがテスト用のため、一発しか打てません」と言っていますが、これは技術将校の苦し紛れの言い訳だと私は思っています。ソーラ・レイは、元々一発しか打てないものだったのです。
なぜか? それは、レーザーの効率にあります。
ずっと以前、大阪大学のレーザー核融合研究所を見学したときにレーザーの効率について質問したことがあります。答えは「20MJのエネルギーを投入して30kJのレーザーを発射します」
なんと、効率0.15%です。当時はまだパルスレーザーだったので効率が悪いのは承知のことでしたが、この答えにはさすがに呆れてしまいました。そして、当時の物理学部教授の言っていた言葉「レーザー核融合は核融合の熱よりもレーザー発射時の廃熱を利用して、ボイラーを回したほうが遥かに効率が良い」との悪口が真に実感をもって聞こえていました。
さて、ソーラ・レイです。小説版(これでは、何故か2発打てています)では、炭酸ガスレーザー使用と説明されていました。確かに炭酸ガスレーザーは赤外線ですが、1979年の頃のレーザーの中で最も効率の高いものの一つです。
では、その効率とはどのくらいでしょう。
最高で約10%です。つまり、投入エネルギーの10%がレーザーとなり、残り90%は廃熱となるのです。そして、ソーラ・レイは、敵艦隊を一撃で殲滅できるほどのレーザーを発射できる代償として、その10倍近くの熱をわが身に受けるのです。結局のところ、ソーラ・レイとは、コロニーがその熱によりどろどろに融け崩れながらレーザーを発射すると言う、巨神兵も真っ青な兵器だったわけです。
これは多分ギレンの鶴の一声で開発が決定したのでしょうが、独裁制の欠点ゆえ、誰も反対の声を上げられなかったのでしょう。こんなものにリソースを費やす暇に、ゲルググを一機でも多く作り、ア・バオア・クーの防衛体制を整えたほうが、戦闘に勝てたのかもしれないのに、と私は思うのでした。
それにしても、ジオン公国は、キシリアがニュータイプ開発をほとんど独断に近い形で進めていたり、ギレンが一発しか打てないソーラ・レイを開発したりと、無駄なところにリソースをかけすぎです。地球連邦の1/10以下の国力の国がこんな無駄遣いをしていては戦争に勝てるはずもありません。これらのリソースを全てモビルスーツと艦艇の開発・改良・生産につぎ込んでいたら、あるいは一年戦争は違った結果になったかもしれません。

2005年05月28日

メイドロボットは電気鰻の夢を見る!?

少子高齢化が進んだ20年後、労働人口の減少により女性のフルタイム勤務は当たり前になり、介護のために貴重な人材を割く余裕は無くなっていた。このため、以前より外国人労働者の受け入れが主張されてきたが、国民は家庭内に外国人を入れることに対して強い拒否感を抱き、問題は未だ解決されていなかった。
この状況を打開するために政府は、メイドロボットの開発を国家プロジェクトとして推進することを決定した。数年後、これに協力した各社よりメイドロボットが発売された。開発競争は熾烈を極め、各社は様々な機能を追加したロボットを次々と発売していった。こうした競争の中で生まれ、最も強く支持され、後にはほとんど全てのロボットに標準で装備されるようになった機能に擬似人格機能があった。
この機能はユーザの好みのソフトをインストールすることにより、姉属性、妹属性、委員長属性、眼鏡っ娘属性、どじっ娘属性、幼馴染属性、メイド属性、等と呼ばれるユーザの希望する性格をメイドロボットが演じてくれると言うものであった。

・・・なんて与太話をこの間、愛知万博の特集を見ながら、つらつらと考えていました。そこはかとなく、リアリティがありそうでしょう?

2005年04月23日

Death Noteのアニメ化についての妄想

Death Noteにアニメ化について、つらつら妄想してみました。
Death Noteは連載が始まったのが去年の1号からで、まだ1年と少ししか立っていないので、アニメ化決定の発表がなされるのはまだもう少し先なのでは、と考えています。もちろん水面下では話は進んでいると思いますが、今のアニメ業界は作る側のキャパ(そして観る側のキャパも)完全に超えてしまっている状態なので、良いスタッフを確保するのが難しい状態でしょうから、早くても来年の春かな、と予想しています。
時間帯についてですが、夕方の子供向けにはちょっと厳しく、深夜帯にやるにはジャンプ側としてはちょっともったいないと考えているのではないでしょうか。
と言う事で、折角割とオタクではない普通の大学生や若い社会人が読者としてついてきてくれていますので、このあたりを狙って、夜9時あるいは10時台に新しくアニメ枠を作って放送することも考えられます。あるいは、その場合はアニメ化ではなくドラマ化かもしれません。配役とか死神が壁をすり抜けたりする所等の特殊効果は難しいかもしれませんが。
それにしても、Death Noteは、ジャンプがこれまで掲げてきた「友情・努力・勝利」のテーマからこれだけかけ離れていながら、それでも大ヒットしているので、その現実の分析と今後の方向性について編集部は頭を抱えているかもしれないかもと、ちょっと想像したりしてみています。

2005年04月14日

4月新番組の第一印象

4月の新番組の第一印象について、簡単に。

・エマ:好きなコミックがこの位の質でアニメになってくれれば一応満足です。まずは、合格点。
・アクエリオン:巨大ロボはオタクの嗜み。で、河森正治監督・シリーズ構成で期待半分・不安半分。2話までではどちらも的中しそうな感じ。河森監督自身が絵コンテ切っている1話のスピーディーな戦闘シーンは最近では久しぶりの出来でしたし、2話ではきちんと人物の表情が描けているのも久しぶりに見たという感じでした。この辺りが期待通りです。で、肝心のストーリー。こちらが不安の方で、今のところは的中しそうな嫌な予感がしています。
・エレメンタルレジェイド・いちご100%・Loveless・うえきの法則・御主人様・極上生徒会:枯れ木も山の賑わい、の一言で。お好きな方がどうぞ、と。
・Speedgrapher:GONZOにしてはCGをあまり使っていないかな?、が第一印象。EDを見て三文字作画にしては良く描けていたかな、が次に抱いた印象。1話を見終わって、また「雰囲気だけ」アニメになりそう、が抱いた予感。さて、今後はどうなるでしょうか。
・ツバサ・クロニクル:クランプ原作・真下耕一監督のミスマッチが良く出ています。1話の段階では真下色。最終的にはどうなるでしょう。それにしても、NHKが土曜日のゴールデンタイムにやるアニメにしては、たとえNHK教育だとしても、あまり金がかかっていないとの印象を受けました。

しかし、録画したきりで見ていないものもあるし、今期はまだまだあるんですね。

2005年03月29日

オタク観光ガイド

何冊か、眼についたものを。

もえるるぶ東京案内 ~史上最濃! やくにたつ萌え系ガイドブック~ JTBムック
もえたんの雰囲気で作られたオタク向けスポット観光案内、と書けば大体の感じはつかめるでしょうか。
当然、最初に来るのは秋葉原。それから、新宿、池袋、総武線沿線、山手線沿線、と続いていきます。
ただ、店舗の入れ替わりは、特に秋葉原などは、早いので、いつまで実用として役に立つのかは疑問があります。むしろ、こんなものもあるんだ、と見て楽しむのが正解でしょうか。

Cruising The Anime City: An Otaku Guide To Neo Tokyo
文字通り、外国人オタク向け東京ガイド。こちらでは、Manga, Toys, Anime等とジャンル別になっています。まんだらけ、虎の穴などの主要店舗の紹介はありますが、個別の店を詳しく解説しているわけではありません。また、フィギュア原型氏のインタビューがあるなど、むしろ、実践的なガイドというよりは、東京のオタク状況に関する読み物として捉えた方が正しいように思います。初版が今年の初めなので、割と新しい情報が掲載されています。

聖地巡礼 アニメ・マンガ12ヶ所めぐり
これは、まだ買っていないので、良く判りません。要は各作品の舞台となった地の観光案内のようです。掲載予定作品は以下の通りです。
『R.O.D READ OR DIE』『朝霧の巫女』『アベノ橋魔法☆商店街』『究極超人あ??る』『げんしけん』『コメットさん☆』『新世紀エヴァンゲリオン』『天地無用!魎皇鬼』『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』『フルメタル・パニック?ふもっふ』『魔法遣いに大切なこと』『ラーゼフォン』
「お願い」シリーズの木崎湖がないのは、このような本を買う人ならば知っていて当然、ということなのでしょうか?

2005年03月28日

米国版DVDについて

最近、友人から尋ねられたので記しておきます。

私が、アニメの米国版DVDの発売状況についてチェックする際によく利用するのは下記のsite。
animeondvdのリリース表
animenewsnetworkのプレスリリース
この二つをチェックしていれば、大体発売日を抑えることができます。
購入するのに私が利用しているのは、amazon.comdigitaleyes
amzon.comは確実で早く、digitaleyesは安い、との印象があります。

米国版DVDと言えば、心配になるのは画面中に焼付け字幕があるか、と米国の規制に合わせた編集があるかと言うことかと思います。
焼付け字幕については、最近(ここ2年ほど)発売されたものならばまず、心配することはないと思います。画面中の日本語の訳については、字幕のon/offで消すことができるものがほとんどだからです。

国情に合わせた編集についてですが、少なくはなりましたが、今でも存在します。
例えば、エルフェンリートがそれに該当しそうです。これは、5/12発売ですので、まだ確定とはいえませんが、ratingが13upとなっています。
確認したわけではありませんが、これまで買ってきたDVDから推測すると、13upでは以下の描写はNGのようです。
・乳首の露出するような裸体表現
・流血を伴う戦闘シーン

AT-Xや日本版DVDで見た人ならばお判りでしょうが、エルフェンリートでこれらを除いたら、内容は大きな改変を余儀なくされる事は確実かと思います。ディクロニウス達はレオタード着用で管理され、警備員はみなロボット、なんて風になるのでしょうか。逆の意味で楽しみで、買ってみようかと思っている一枚です。
あるいは、4月からの地上波バージョンが米国版の基本になるのかもしれませんね。
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