2005年10月24日

生もの商品と定番商品

最近、デジタル一眼レフの廉価機種が次々と出てきているので、値段はどうなっているのかなと、価格.comで見たら、ホントに安くなっています。
私はフィルムカメラはニコンを使っていたので、ニコンの最廉価機種のD50を見てみたら、最安値で六万五千円台で日々下がっています。ニコンは今、D50については、1万円キャッシュバックキャンペーンをやっているので、実質5万円台半ばで買えてしまうわけです。
これには、ちょっとふらっと来ています。それにしても、FM3Aよりも安い値段でデジタル一眼が買えてしまっているのです。
私は勝手に「生もの商品」と「定番商品」とこの差を説明するのに使っています。
デジカメのような新製品サイクルの早いものは、生ものと同様賞味期限があって、モデル末期にはそれが過ぎて値崩れを起こしてしまいます。このような商品はファッションに限らず、デジタル家電のような進歩の早い商品ではしばしば見受けられる現象です。また、大量に販売しようとした販売計画が崩れた時には、原価割れとしか思えないような途方も無い値崩れが発生したりします。D50はまだ後続の新製品の発表はありませんが、どうやら賞味期限を過ぎてしまいつつあるようです。もちろん、本物の生もののように腐ったりするわけではありませんので、このスペックで納得できる人にとっては「お買い得」となるのです。
それに対して、定番商品は商品価値が長く維持するため、値崩れはほとんど発生しません。マニュアル・フィルムカメラのFM3Mはこの良い例です。フィルムカメラ、特に一眼レフではほとんど新製品は発売されなくなりました。昨年、ニコンがF6を発表した時には、「よくもこの時期にF一桁の新製品をだしてくれた」との賞賛の声が上がったほどでした。ちなみにニコンのF一桁のカメラは一眼レフの最高峰であり続けています。
結局、この性質の違いが、デジタル一眼レフがマニュアルフィルムカメラよりも高くなる現象を生み出したのだと思います。
posted by とのじ at 12:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・コラム・つぶやき
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