2005年06月25日

音楽を聴くカクゴ

オーディオは金と場所を喰らう趣味です。これは、認めなければなりません。
例えば、「私は機器は知人から譲ってもらったものだから、金は掛けていない」、と言う人もいるかもしれません。
しかし、そうした人でも、オーディオをきちんと鳴らそうとすると、きちんとセッティングしなくてはなりません。オーディオのための空間、それは低音多過を避けるためや音場感をきちんと出すために壁から離されたスピーカーの周囲の空間も含めます、は意外と大きくなるものなのです。もちろん、セッティングなんて関係なしで機器を雑然と置いている人は除外します。あくまで、音楽、少なくとも音、をきちんと聴きたくてオーディオに凝ってしまった人に限ります。

ところが、オーディオに疎い人たちはこの事を理解していません。理解できません、と言っても良いかもしれません。
私がちょっとオーディオに詳しい事を知って気軽に「何か、安くて良いスピーカーはない?」なんて聞いてくる人がいます。そして私が「無いことはないけど・・・、それより、オーディオのために最低でも壁一面くらいは空けられるスペースはあるのですか?」と尋ねると、ほとんどの人がきょとんとした顔をして黙り込んでしまいます。続けて、「オーディオをきちんと鳴らしたければ、最低でもそのくらいのスペースを確保してください。それができないなら、Staxのヘッドフォン(イヤースピーカーと言っても通じません)を買った方がずっと良い音で聞けます」と言うと、そのまま黙って去っていきます。「なにこのヲタク」って感じの表情をしながら。
そこで適当にあしらえるのが、大人の対応なのでしょうが、どうも私にはそれができません。
最近はiPodなどで気軽に音楽を聞く事が主流なようですが、音楽をきちんと聴こうとしたらそれ相応の覚悟が必要なのだと私が思っているからなのでしょう。
もちろん、流し聞きの楽しみも判っていますが、それならばiPodで十分でしょう、と思うのです。
posted by とのじ at 20:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ
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