2005年06月23日

オーディオと化粧品

これは、友人から聞いたネタを再構成、加筆したものです。

世の男性にとって理解できないことの一つに女性の化粧品への拘りがあげられます。
「どうして、女性たちは出来上がりに大して違いが無いようにしか見えない高額な化粧品に大枚を払うのか?」
これに対して、女性側からは「違いがあると感じるから使っているのよ」との答えが返ってくるでしょう。
しかし、それに続いて「その違いは、値段の差を合理的に説明できるほどの差であるのか?」と尋ねてみましょう。多分、多くの女性は沈黙しこちらを上目遣いで(悲しそうにか、恨めしそうにか、などは人により異なるでしょうが)見るか、あるいは、逆切れして「自分の妻(彼女、友人その他)が綺麗なのが嬉しくないわけ?」等と問い詰められるのが落ちでしょう。
つまり、自身でも、値段に見合う差は無いが、自分の満足のために少しの差にも大枚を払っていることを自覚しているのです。

実は、同じことがオーディオにも言えるのです。
オーディオ趣味もまた、大多数が男性で、多くの女性にとって理解しがたい分野の趣味です。
そして、オーディオ趣味の男性を夫(恋人、友人その他)に持つ女性の多くはこう思っているのです。
「どうして、男どもは音に大して違いが無いようにしか聞こえない高額なオーディオ製品に大枚を払うのか?」
以下は、化粧品の場合と同じです。違いは、問い詰められた時に、上目遣いで相手を見る代わりに、笑ってごまかす事、くらいでしょうか。

このように、オーディオも化粧品も、費用対効果を合理的に解釈しようとしても意味が無く、自己の満足のために大枚をつぎ込んでいるものなのです。他の趣味は良く知りませんが、多分似たような事が言えるのではないでしょうか。
ちなみに、わずかでも効果があれば大枚を払う分野は、他にスポーツと軍事があります。
スポーツは0.1秒、1cmの差が天国と地獄の差になる事があるので、わずかな差にも大枚を払うことが理解できます。
軍事も、紙一重の差で生死を分けることがあるのですから、これもわずかな差に大枚を払うことは理解できます。
ところが、オーディオを始めとする趣味や化粧品では、自己の満足のためにわずかな差に大枚を払います。多くの部外者にとっては、これは理解しがたいことなのです。しかし、こうした分野では、僅かな差でも大枚を払う酔狂人が存在するため、コストとは無関係に最新の技術が投入された新製品が次々と開発され、そして販売されるものなのです。
そして、わずかな差に大枚を払う酔狂人が多くいるとの事実が、日本がほとんど民生品のみで軍需品を上回る品質のものを作ることができた一因ではないか、と私は密かに思っているのです。
posted by とのじ at 00:27 | Comment(2) | TrackBack(1) | オーディオ
この記事へのコメント
 日記の趣旨には100%同意します。その上で・・・

>多分、多くの女性は沈黙しこちらを上目遣いで(悲しそうにか、恨めし
>そうにか、などは人により異なるでしょうが)見るか、あるいは、逆切
>れして「自分の妻(彼女、友人その他)が綺麗なのが嬉しくないわけ?」
>等と問い詰められるのが落ちでしょう。

 女性に対して、このような反応を起こさせる質問を決して
しないこと・・・これが、家族もちでありながらオーディオ
趣味を続ける秘訣だ、と信じておりまする。
Posted by 麒麟檸檬 at 2005年06月23日 09:54
麒麟檸檬さん、コメントありがとうございます。
私は独身なので判りませんが、万が一結婚するようなことがあった場合には、家訓としたいと思います。
Posted by とのじ at 2005年06月23日 12:22
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Excerpt: 一定以上のお金を掛けると、その後は自己満足な世界になってしまうモノ。 リンク:
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