2005年06月07日

指揮者の余芸

最近はバレンボイム、ロストロホーヴィッチ、アシュケナージ等ピアノ等の演奏家が指揮者になる例が増えていますが、それでは逆に指揮者が他の楽器を演奏しているCDはないか、と探してみるといくつかあったので、紹介したいと思います。

・プレヴィン: 達者な人でジャズでは何枚かピアノを弾いているものを録音しています。
・バーンスタインもピアノが上手で、確か、ラプソディーインブルーも弾き振りがあったかと思います。
そして、一枚で二度おいしいCDがこれです。
ショスタコーヴィッチ「ピアノ協奏曲1&2番、チェロ協奏曲」(CBS MPK44850)
バーンスタインの指揮、NYP、ピアノ協奏曲の1番ではプレヴィンがピアノを、2番はバーンスタインが弾き振りをしています。

・マゼール: マゼールは毎年恒例のウィーンフィルのニューイヤーコンサートでちょっとバイオリンを弾いたりしていますが、ここではソロ・ヴァイオリンを弾いています。
ショーソン「ピアノ、ヴァイオリン、弦楽四重奏のための協奏曲」(Telarc CD-80046)
上手なものです。このくらい弾けたら、モーツァルトあたりのヴァイオリン協奏曲くらいなら弾き振りでやれそうな感じです。

・ショルティ: とあるコンサートで、ストか事故かで大きな楽器(ティンパニー、バスドラム、ハープなど)を積んだトラックが開始時間に来なかったため、ショルティがピアノを弾いて、シカゴ交響楽団のメンバーとの室内楽の夕べとして、急場を凌いだとの逸話の持ち主です。そして、このLPではピアノ連弾の2番ピアノですが、バルトークを弾いています。
バルトーク「ピアノと打楽器のためのソナタ」他(CBS M42625)

・セル: セルのピアノに関するエピソードは知らないのですが、セルがピアノを弾いているCDがあります。
セル(pf), ブダペストSQ,「ブラームス: ピアノ五重奏op.34, シューベルト: 五重奏'鱒'」(BRIDGE 9062)
ブダペストSQ相手に引けを取らず、ピアノを演奏しています。

この人たちは、指揮者以外の演奏家としても、一流になっていたことでしょう。

# ここで一つ問題。ブダペスト弦楽四重奏団はとある特撮映画の一場面で名前が出てきますが、それは何と言う映画のどの場面でしょう?
これが、判る人は相当なオタクです。何のオタクであるかは判りませんが。
posted by とのじ at 01:56 | Comment(2) | TrackBack(0) | クラシック音楽
この記事へのコメント
とのじさん、こんばんわ。
何か呼ぶ声が聞こえた気がしましたので来ました(笑)。

ブダペストカルテットは初代の『ゴジラ』ですね。
今、TVが壊れっぱなしなので確認できないけど、
尾形と美恵子がデートした後かで、その古色蒼然たるチラシが
大写しになったような記憶があります。
けっこうあの作品タイアップ多いから、その一環だったのか、
それとも単なる当時の風俗の描写でしょうかね?(笑)
Posted by FZIRO at 2005年06月09日 19:15
さすがFZIROさん。すぐお判りになりましたね。
正確には、「これには行けなくなってしまったね」と言って尾形が見せたチケットが、ブダペストSQのものだったのでした。
「行けなくなったのなら、私にくれぇ」とつい思ってしまったのは、クラオタの悲しい性でしょうか。
ちなみに、このチケット、今だったら、"ウィーン国立オペラ引越し公演のチケット"くらいな価値があったと思います。
あそこでは、尾形が勝負を賭けていた事を示したかったのかな、と邪推しています。
Posted by とのじ at 2005年06月10日 12:08
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