2006年05月17日

ご飯一杯分の価値がある

旧聞ですが、トリノオリンピックで荒川静香が金メダルを取った時、フランスの解説者が荒川の事をこう評したのだとか。
なぜかフランス国内で「差別的表現だ」との抗議があがり、件の解説者は謝罪と共に「褒め言葉のつもりだった」と言っていましたが、日本国内では訳が判らずポカンとした状態でした。

で、先日ふと、これはいたずら好きの日本人に変な日本語を吹き込まれて、誤って覚えていたのではないか、と思いつきました。
例えばこんな感じです。
仏「あちらに色香が匂い立つような素晴らしい美女がいるけど、あんな美女を日本語では何て表現するかね?」
日「そうですねぇ、"あれをおかずにして御飯三杯はおかわりできる"ってのがありますね」
仏「それ、どういう意味?」
日「日本料理は、貴方も知っている通り、目でも楽しむものでしょう。そうした目で楽しむ状態が極限まで行って、見ているだけでそれをおかず代わりにして御飯をお腹一杯食べられそう、とそんな意味さ。殊に女性の美を表現する場合に使われるかな」
仏「なるほど。そんな深い意味の日本語があるのか。日本文化は知るほどに奥が深いねぇ」

なんて、会話が交わされていて、中途半端に覚えていたとしたらどうでしょう。なんとなく、フランスの解説者の言わんとした事が理解できるではないでしょうか。
ただ、この場合間違って使ってくれて幸いでして、もし正しく覚えていて「静香をおかずに御飯三杯は食べられます」なんて言った時には、日本国内でも非難轟々だったでしょう。
posted by とのじ at 12:34 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記・コラム・つぶやき
この記事へのコメント
この一件は、日本人には全然意味が分からず、取り残されてしまいましたよね。

この、想い違い説は説得力があると想うけど、もう一方の疑問は、フランス国内で、「差別的だ。」という批判が起きたか?なんですよね。

パン一欠分の価値。とかいったら、差別的なのかしら?
Posted by YAS at 2006年05月17日 19:23
確かに日本人には「??」な事だったので、こんな冗談みたいなものを書いてみました。
仏国内でも、確か日本人と称する人の抗議で訂正されただけで、ほとんど問題にならなかったような。
Posted by とのじ at 2006年05月18日 02:29
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