2006年04月02日

転がしておくだけ

ちょっとオカルト入っているので、エイプリルフールネタにしようかと思っていたら、次の日になってしまっていました。来年まで置いておいたら忘れてしまいそうなので、書いておきます。
去年の夏に長岡鉄男氏設計のスーパーフラミンゴを作ったことは、ここにも書きましたが、それに関してです。
長岡鉄男氏はエンクロージャに関しては「作成直後は置いておくだけでも、作成時の歪み等がとれて音が良くなる」との記述を残していますが、スーパーフラミンゴ(以下面倒なのでフラミンゴ)では、もっと長いスパンでエージングが進んでいくのではないかと感じています。
私は、フラミンゴとLS3/5aを交互に1ヶ月くらいのスパンで交代に鳴らしています。まあ、なんとも好対照だか両極端な組み合わせで面白がっています。さて、LS3/5aは交代しても「やっぱり和むなぁ」と感じはしても、音が変化したとは感じはしないのですか、フラミンゴの方は1ヶ月放っておいてから聴くと音が良くなっていると感じる事が多いのです。具体的には、作成直後は全く別々に聴こえていたホーンからの低音とユニットの音がだんだん繋がり良くなっているように聴こえるのです。まだ、変化は進行中なので最終的にはどうなるか判りませんが、バックロードホーンのような複雑なエンクロージャの場合には、きちんと判断するには相当待たなければならないと思ったのでした。
で、これだけではまだ軽いカルト程度です。もう少し、話を進めましょう。
フラミンゴで使っているユニット、6N-FE108ESについてです。私は、購入直後にある人の設計した小型バックロードホーンでこれを聴いた事があります。
酷い音でした。中高域がカンキンとうるさい、典型的なFostexのユニットの鳴らし始めの音でした。これは大人しくなるまでどの位掛かるだろう、と暗い気分になるのに十分すぎるくらいでした。
そして、フラミンゴが完成したときもそれを覚悟していました。取りあえず最初のCDはPlayボタンを押したところで逃げ出して、別室でそれ1枚が終わるまで待っていました。そのくらい忌わしい記憶だったのです。
で、それでもきちんと聴いてみようとフラミンゴの前に座って、CDを聴き始めてあっけに取られました。
完成したばかりで、ハイ上がりの音とボーボーとなる低音は仕方ないものの、忌わしい記憶にあったあのうるささは、あまりありません。全く無いわけではありませんが、あの時の10秒も聴けずに逃げ出した音とは異なる音でした。
なぜだろう、と私は不思議に思いました。そこで例の長岡鉄男氏の言葉が蘇ってきたのです。「作成直後は置いておくだけでも、作成時の歪み等がとれて音が良くなる」
もしかしたら、これはエンクロージャばかりではなく、ユニットにも言える事ではないか、と。ユニットにしても、作成直後は、組み立て時の歪みとまで行かなくても、ストレスがあって、それが数年放置している間にかなり取れたのではないか、と思ったのです。実証する術はありませんが。
そして、似たような事は実はオーディオ機器全般について、多かれ少なかれ言えるのではないか、と少しばかり考えているのです。ヴィンテージ、あるいはそこまで行かなくても中古オーディオは、角の丸まった音のするものが多いのですが、それは劣化によるものだけなのでしょうか? 実は、作成時のストレスがとれて角が丸くなったものもあるのではないか、と。
ま、ここまで話を拡げるとオカルトになってしまいますし、実証する術もないので、エイプリルフール過ぎの深夜の法螺話としておきましょう。
posted by とのじ at 02:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ
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