2009年05月17日

AKG K701とそのライバルたち

DSCN0332s.jpgK701を最初に出したのは、特に意味はありません。けいおん!で売れている、って事で最初に出しただけです。で、そのライバルとなるほぼ同価格帯のヘッドホンについても、いくつか持っているので、折角だから聴き比べてみましょう、との狙いです。
送り出しはMarantz SA-15S1、ヘッドホンアンプはAudio-technica AT-HA5000を使用。ヘッドホンによって、能率が大分違うので、なるべく同じ音量になるように合わせて聴き比べしたつもりですが、まったく同じとはいかなかったと思いますが、そこはお許しください。
ソースは、アニソンからはマクロスFの娘たまからトライアングラーとWhat 'bout my star?@Formo、他にお気に入りCDから女性ボーカルとしてShelby Lynne, Just a Little Lovin'、クラシックはCasussonと伊福部昭、ジャズはWayne Shorter, Speak No Evil。
聴き比べたのは、以下の機種。これくらいの機種となると、それぞれ相当なエージングが必要で100-200時間程度鳴らさないと本領を発揮してくれません。エージングの進行の仕方は機種により異なりますが、最初はそれこそ捨ててしまおうかと思うくらいのひどい音だったものから、最初からそれなりに聞こえたものまで様々です。それでは、主観的評価行ってみます。


・Ultrasone Proline 750
低音が印象的。オフマイクで録音されたものもかなりオンに聞こえる。バイオリンがちょっと太く聞こえます。その分オーケストラのピラミッドバランスはよく、オーケストラを迫力で鳴らすにはこれが一番かも知れません。ボーカルは無難にこなす印象。低音厨な人にはこれが一番のお勧め。

・Sennheiser HD-650
Proline750程ではありませんが、これもピラミッドバランスの音です。印象としては中庸、ただし低域よりの帯域バランスです。ともかくどんなソフトも破綻なく鳴らしてくれます。まじめで端正な音で、万能型と言えるヘッドホンです。

・AKG K701
第一声からそれなりの音で鳴ってくれました。それだけエージングによる変化は少なかったわけですが。
前二者と比べると低域が少なく感じますが、それは前二者が低域が強めだったのに対し、これは若干高域によっているバランスだからであって、十分帯域バランスは取れています。高域が綺麗に出るため、ボーカルも綺麗に鳴らしてくれます。その分、オーケストラの迫力はちょっと物足りない感じです。綺麗な中高域に魅力を感じれば、これは良い選択です。

・Audio-technica ATH-W5000
ここから、値段が1ランク上がります。第一声で捨ててしまおうかと思ったヘッドホンはこれでした。エージングが進んだ今では解像度はダイナミック型では一番のものを聞かせてくれます。ただし、ハーモニーまで分解してしまいそうなくらいの危ういくらいの解像度ですが。また、帯域バランスも整っていて、ボーカルの色香もそれなりに出してはくれます。解像度第一の音が好きな方にはたまらないヘッドホンでしょう。

・Stax SR-404+STM-006t
これだけダイナミック型でなく、コンデンサー型です。違いについては検索してください。ダイナミック型と違い、どこか静けさが印象的です。分解能についてはこれが一番ですが、W5000のような危うさはありません。どれだけボリュームを上げていっても、歪がありませんから迫力には今一つとの印象を抱く人もいるかもしれません。ヘッドホンアンプがこれだけ管球式のためか、ボーカルも色香たっぷりです。ヘッドホンアンプが不可欠ですので、一番の値段になってしまいますが、音も一番です。少なくとも私の好みはこれです。

聴き比べてみて、澪が恥ずかしいからベースをやる、と言うのがよく判りました。低音好きならば、Proline 750を選んでいるでしょう。それに比べると、ボーカルの綺麗なK701はこれからボーカルをやっていくであろう澪にはぴったりの選択かもしれません。



posted by とのじ at 13:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ
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